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2012年2月

2012.02.23

広島の街の景色

大型ショッピングが中心街から外れて

買物も車での移動になる 

必要以上に物を買わなくなり

若い頃のように 

市内にショッピングに行くのが

極端に少なくなった 

用が無いとまず行かない

最近 久しぶりに昼間の中央通りを走った

古くからあったお店から 見慣れない洒落たお店に 

とって代わったようだ

『随分と街が変わってきたなぁ』と

感慨深げに窓越しから 眺める

若い人ばかりで 年配の人は少ない

いつの時代も 街はそうなのか…

三丁目の夕日のように

広島市内も1970年代前後は大きく様代わりした

新しくそごうがオープンして福屋 天満屋 三越の百貨店が

市内を活気づけて 本通もおしゃれなブティクが並んでいった

一時期 中央通は歩行者天国になり

足を止め 円いテーブルの前にすわり

家族づれや 友達同士や カップルがそぞろ歩き

通り過ぎるいろんな人たちを眺めていた

用もないのに 休日になると街にくりだして 

ウィンドーショッピングを楽しんで 

金正堂で本を品定めして 文庫本を買い

のっぽビル地下の蟻の巣でコーヒーを飲み 

映画のポスターを買って 

赤縞のバスにゆられて帰途につく

それだけで 休日は終わってしまうが

次の一週間の英気を 市内の空気から養っていた

なつかしい思い出も 天満屋が閉店になると

そういう 時代が終わってしまう 

一抹の寂しさがある

今日の一枚(平和公園は 変わらない)

 が 川沿いのお洒落なカフェ 

    宮島まで観光リバークルーズ 

     水上タクシーが現れる たまに俄ミュージシャンも ♬

H240223

風景のイラスト有り〼 ↓
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2012.02.22

パソコン編集の便利さと危うさ  

前回ショートカットの便利さと危うさ の体験を書いたが

こういう失敗も 昔やってしまった

100ページぐらいの記念誌の仕事を受けた時の事

一人で作業するには限度があり

こういう編集は数人で一緒に進める

記念誌のため沢山の寄稿された原稿用紙から

まずはシンプルテキストに文字入力をする
 
ひとり 一人の思い入れのある貴重な原稿だから

読みながら丁寧に入力していった

写植屋さんなら 文字入力に慣れているから

スムーズにいく作業も 文字入力からミスが出やすい

慎重に沢山の原稿用紙をこなしていく

文字校正を丁寧に モレや誤字脱字がないように心がけた

次にデザインレイアウトした中に文字を流し込む

校正して 印刷前のチェックをクライアントに

見て頂き 再校を繰り返して これでOKとなる

印刷に入る 試し刷りして 色校正

再度 校正を済ませ 本格的に印刷になる

記念誌だから 何回も発行することはない

一度きりの大切な出版となる

印刷が出来上がり 納品となる

大変喜んでいただき 一安心

最後に一言

『良くしてもらったので 言えなかったのだが…』

と 1ページ近くの文章が抜けているとの事

『えっ!』 目が点になる

帰って確認したら本当に文章が がっぽりと

抜けているではないか 何故に…

他のものに修正させたから と言うのではないが

皆の目で校正しても分からなかったのは

文字を選択して 修正の為に入れ替えた文章が

似たような文章の為に 一瞬にして選択文章以上を

取り替えてしまった事が 原因だった

思い出話の内容なのだが 途中文章が抜けていても

読んでもスムーズに読めてしまい 全く気が付かなかった

綺麗に出来上がった記念の本に

追加の1ページを印刷し 残念なことに…

ー 遠慮なしに 早目に仰ってくだされ ー

そして パソコン上で編集作業時の 

コピー&ペーストで文章を選択する場合は

お気をつけあそばせ ・・・

今日の一枚(思入れのある文章は 何処に)

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2012.02.21

ショートカットの便利さと危うさ

一般に ショトカットと言えば

ヘヤースタイルを短くした様子で

主に理美容院などで使う用語だが

パソコン制作している人にとっての

ショートカットも よく使う言葉のひとつ

ショートカットとは パソコン操作をする時に

メニューバーから選んで操作するのと同じ機能を持ち

暗号文字のごとく2~3のキー入力の組み合わせから成り立つ

その組み合わせを打ち込むと 効率よく仕事が進む

よく繰り返して使う操作には そのショートカットを

覚えておき キーボードのみで仕事が出来る

明らかに メニューバーからプルダウンして

希望するメニューを選ぶよりも 速い処理が出来て

早く仕事をこなすには 覚えるしかない

command(コマンド) shift(シフト) option(オプション)の

常連キーとその仲間の英字のキーの組み合わせが

どのアプリケーションソフトにも組み込まれており

便利機能のひとつとなっている

コピー&ペーストはもちろん 検索も

新しいファイルを作成するのも

既存のファイルを 開いて閉じるのも

フォントパネルやカラーパレットを 表示させるのも

拡大縮小も保存も印刷も まだまだ多くの機能を

キーボタンをポンと押すだけ

瞬時に命令に従うパソコン

人間じゃ こうは素直に動かない分 

言う事をきくパソコンの忠誠心は 見事なものだ

しかし 便利が良い分 あやうさも占めている

ある時 制作しているファイルを開こうと

ハードディスク内にある定位置のフォルダ名を

クリックオープンしようとしたが フォルダ名が無い

フォルダ自体が見当たらないのである

 『えっ? ええ〜? 』

 『どこいった どこに隠れているの』

辺りを探す 他のフォルダに入ってしまったのか

検索するにも たちまちの名前をつけ 

曖昧にしていたので 分からない

思うに大切なファイルなのに バカだな 

 『まさか… ウイルスが持って行った 』

不安がよぎる ウイルスが入るような行為はしてない筈…

いつも ゴミ箱をあさらないが

今日は アタフタと あさる私

沢山捨てたゴミにまみれて あった あった

よく見ると 他にも必要な書類がいくつかあった

捨てた覚えはないのに 何故こうなるの

 『ショートカットでcommandとdeieteを押した?』

背後で相方の声

押したかどうかは 覚えていないが

ショートカットに頼って commandを押した状態が多い私 

しっかり見てなかったが まさか…

これまでも ゴミ箱の中を何回か片付けた

他にも 有るかも知れない 

『ああ 思い出したくない』と 言ってる場合?…

思い出せない名前をつけるんじゃない!

ちゃんとした名前つけようね ハイ

今日の一枚(今日は コマンドQ)

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記号・アイコン素材有り〼 ↓
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2012.02.19

寒い夜は 鍋料理に限る

ここ2〜3日夕方になると一段と冷え込む

外に 雪がちらちら舞っている

雪が降っているのを見るのも

外に出て 空を仰ぐのも子供の頃から

犬が駆け回るくらい 私も好きだ

しんしんと降りつもる雪の中を

どこまで積もっているのかと窓越しに見る

市内は あまり積もらないし

積もっても 1日すると消えてなくなる

遠くの山々は 白く雪帽子をかぶり

その先の麓に住んでいる人たちは

屋根の雪おろしが 大変なことだろう

少しの雪ならロマンチックで素敵だが

現実問題 ドドーンと大量に振られては

生活事態が脅かされてしまう

ニュースで見る限り 今年の冬は寒くて 

日本海側や東北地方は 例年より雪も大量で

右往左往して 対策に取り組んでいるようだ

こんなに体が冷え込む日は 温かいものが欲しいね

そう言いながら ここ最近鍋料理が多い

その日の雰囲気で 何の鍋にするか決める

下ごしらえする材料を 取り敢えず調理台に出し

全て切って用意していく

簡単な出汁と具材を 土鍋に入れて煮たさせる

食卓で タレにつけて頂く

あっと言う間に 食べ終わる鍋料理

それでも体は温まり 心までホカホカになる

寒いからこそ合う 鍋料理

夫々の家の鍋料理は 子供にとって故郷の味

 ・

【日本の夏 金鳥の夏】のCMにあやかって

【日本の冬 鍋料理の冬】… 良いキャッチコピー…

今日の一枚(今日は おでんにしようかな…)

  子供の頃 チビ太の持っているおでんに憧れていたよ

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ワンカットのかわいいイラスト有り〼 ↓
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2012.02.18

『形あるものは 壊れる』

こう言ったことで 怒られる

と 言うのも 言っていい人と

その場で 言ってはいけない人がいるが

その言ってはいけない 当事者の私が

その言葉を言い放ち 怒らせてしまった

反対の立場の私でも こう言われれば

やはり 怒ってしまうだろう

でも なぜか 言葉にして出てしまった

事のはじまりは 相方の作った陶芸にある

いつも 丁寧に時間を掛けて作る

まず最初に B5版のクロッキー帳に

アイデアの出る度に すぐ書き留めている

描いてあるいくつものデッサンした中から

ページをめくり その日作るのを決める

土を丁寧にこねて まるめた土を電動ろくろの上に

気持ちを集中させて 形成している

作られて素焼きの後の出来具合 

その後の絵付けにも気を配る 

グラフィックデザイナーならではの腕をふるい 

陶芸に取り組んで 丁寧に器をつくる

それを 背中ごしから見ているので

出来上がったものは どれも大切で

とてもじゃないけど 日常あまり使えない

相方が使ってほしい という気持ちは分かるが

何せ私自身 欠けたりしないか 壊しやしないか

そういう気持ちが 使うのをためらわせる

それでも よくサイドテーブルの上に

小ぶりの細いカップを置く

中にマドラーを入れてしまうので

余計に高さが出て 倒してしまわないか気になり

よく棚の方に移動していた

移動させる度に また元の位置に戻っている

また あぶない危ないと移動させる

今日も 移動させておいた

食器を片付けるとき 箸が何かにあたって落ちた

それがスローモーションのごとく落ちて 目に入った

『あっ』

やはり あの陶器だ 

足部分が壊れてしまった

『気をつけて 行動できんの?』

  『なんで ここにあるん?』

『さっき 置いた』

  『そこに置くのが悪いよ 移動させといたのに』

『自分が壊したのに 自分のせいではないの?』

  『壊れるから そこに置いとくほうが…』

『ここに置くなというの』

と 壊れた破片を拾い のり付けしている

  『形あるものは 壊れる』

『そういう言い方は ないよ』

  相方の背中に 心の中で 『御免なさい』

 ・

今日の一枚(形あるもの)
 
H240218

形があっても こわれない素材有り〼 ↓
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