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2017年5月

2017.05.29

松本の蕎麦と天ぷらの話

麺類が好きで特に蕎麦は一年を通して

よく食べている と言っても外食でなく家での話

棒状の乾燥麺なのだが常備用意してあり

休日の朝などゆったりとしている時に作る

湯がくのは食べる時間と合わせている

早めに湯がくと麺が伸びてやわらかくなるので

他の料理や薬味は全て先に用意しておく

たっぷりのお湯で時間厳守で湯がいて氷水に入れ

即座にしめて薬味と一緒にいただく

安い蕎麦麺でも氷でしめて即座に頂くと

お店並みに美味しく味わうことができる

でも  やはり本格的な蕎麦が食べてみたい

信州といえば蕎麦 蕎麦といえば信州と

いうぐらいインプットされているので

松本に行った際 念願の蕎麦を食してみた

 有名処のお蕎麦やさん【 女鳥川蕎麦 】

1metoba_3



風貌は他のお店と同じようにナマコ壁の蔵風

松本産のソバの粉は店内で挽いているそうだ

ガラガラと引き戸を開けて中に入る

お客が散布したように席にいて蕎麦を食べている

靴を脱いで畳の方に腰を下ろした

もう頭の中もお腹もお蕎麦のイメージができている

3soba

お品書きを見るがざる蕎麦と決まっている

『 ざる蕎麦もいいけど・・3段重ねもいいね 』と

いつもメニューを見ると心変わりしていく

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結局 欲張りな味を楽しもうと3段重ねに決める

味はとろろと抹茶と海苔を山葵とネギで頂く

4soba1

包丁で切る麺が職人技なのがわかる 統一された麺! 

麺は細目だが角の立ったほどよい固さの麺だ

それぞれ異なるメニューを選んで少しづつ味を楽しんだ

6tororo

暖かいとろろ蕎麦 出汁が優しくてついつい

飲み干してしまいそう 他人のものなのに・・

暖かいと蕎麦が少し伸びるかなと思ったが

そんなことはなく口当たりも良かった

5tenpura

蕎麦も美味しいけどこの天ぷらも良い

多種の山菜で取り立ての新鮮な野菜だ

風味がよくお蕎麦と相性がピッタリ

味を引き立てるとはこのことだけど

主役になりそうな 地元の山菜天ぷら

家でも食べたいと思い【 アルプス市場 】に寄り

産地の茗荷やたらの芽など山菜を購入して帰る

日を改めて私が料理しようとしたが・・

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    富ちゃんがこしらえてくれた

8tenpura3

【 山勢 】の富ちゃんブラザーズの天ぷら料理

お店の料理はこちら▶︎ その1 その2 その3 )

焼きに定評あるも富ちゃんの揚げたものは初めて・・

天ぷらは大変と思う間もなくお皿に出され

熱々サクっと香ばしくペロリと平らげてしまった

Kitchen

天ぷらを揚げる台所は

  スピード命の空間がある

H290529

上の野菜のイラストは 【 影グラフィック 】 

野菜や魚他、豊富に揃えた切り絵風素材が満載トです

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2017.05.27

まるものモーニングコーヒー

『 ここがコーヒーの美味しいお店よ 』と

娘からインプットされていたので朝の散歩に

通りすがったついでにお店に入ってみた

女鳥羽川を縄手通りと中町通りが挟み

この『 まるも 』のお店は中町通り側の川沿いにある

この周辺は蔵の町らしくナマコ壁の造りが並んでいる

1marumo

喫茶店の外観も観光らしい趣きがある

外観だけでは中の作りはわからない

中に入ってみる 全体を眺めまわす

おおっ!良い雰囲気 昭和レトロ風だ 

朝なのでお客さんは少ない 

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中はセピア色で統一 ランプの灯り『 これぞ喫茶店 』

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どこに座ろうかと・・椅子もテーブルも松本木工家具

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伝統の民芸調で揃えた椅子が迎え入れてくれました

テーブルについて まずはお水が出てきますが

 

お水は松本らしくとても美味しい 軟水なのだろう

冷たく優しく体にしみていくよう  

松本だからと思っていたが他の喫茶店で

飲んだ水は水道水のようで美味しくなかった 

どこも同じとは限らないのだな

【 まるも 】は水にこだわっているから

コーヒーの味に定評があるのかもしれない

6moon

 コーヒーの中に月が・・なんて  洒落てみた

コーヒーの香りが鼻をくすぐる

『 うん!美味しい! 』思わず反応する

やっぱりコーヒーは落ち着く

そして焼きたての分厚いトーストとサラダがきた

バターたっぷり塗ったふかふかのトースト

7coffee

パンを頬張る私の耳に聞こえてきたのはBGM

クラシック曲でピアノの調べが心地よい

店内のこの空間で広島弁で話している自分が

急に上品になった瞬間である

平成になり随分と時は経ち昭和が遠くなっていく

人々が昭和レトロな空間を求めている証の喫茶

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本当にいいひと時を味わえた喫茶店だった

実を言うとモーニングセットなんて何年振りか

『 モーニングセットってまだあったの?』という感じである

浦島太郎的な感じな私にとってお値打ち価格!だった

BGMに流れてたあの曲名はなんというのかしら・・

ショパンのあの曲 あの曲・・・

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のイラストは 【 日本文化素材 】 より

切り絵表現で日本の風景・建物・文化を表現したイラスト素材です

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2017.05.25

松本の中町通り

女鳥羽川を横切る千歳橋の柱に取り付けられているランプ

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ランプの形がとても立派でムードがある

この橋『せんさいはし』を渡れば中町通り

『 松本に来ればここが有名 』と

観光のメインコースになっているようだ

タイムスリップしたみたいな町が軒を連ねている

江戸の町の蔵が並ぶそんな面影を残しているが

よくよく大火に襲われて町はなくなり

後に大火にも負けない厚い壁の蔵になったそうだ

土蔵造りのナマコ壁の中でそれぞれが商売を

営んでいる 種類はいろいろ・・

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漆器のお店 

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中にはこんなお店もある カレーのお店

店内の雰囲気はどうなっているのだろうか

8nakamati

間口全てが引き戸になっている木造のお店

自転車の赤がとても似合っている

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【 松本市中町蔵の会館 】

上を見上げると  杉玉が下げてあるところから

酒造を営んでいたとうかがわれる

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酒造するところにはどこもポンプがある

広島の西条も多くの酒造所があるが

井戸と酒作りはセットになっている

美味しいお酒は水が命であり  なくてはならない

元となるお米作りと山があるところにお酒が生まれる

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ここにもポンプあり しかし蛇口からの流し水

毎日何度もギコギコ動かされて水を出していた

生活の遺産のポンプだ このままそのままに・・

夜の中町通りも人の通りは頻繁にある

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夜の暗い中にあかりの灯った暖かな空間

灯りから外れた空には満開の星屑が見えた

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上の建物イラストは 【 日本文化素材 】 より

切り絵表現で日本の風景・建物・文化を表現したイラスト素材です

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2017.05.22

鰻&スッポンの美味しいお店『 山勢 』昼食

今回は日を改めて昼に行った『 山勢 』です

夜と昼と日を開けないで鰻を食べたのは初めて

車で10時間を超える移動の長旅の疲れた体に

滋養がついて体が息を吹き返したような・・

テーブルに座るとまずは鰻ざくをいただきました

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時間をかけて鰻を焼くしばしの間は話しをしながらの一品 

鰻の味を殺さない酢物の優しい味わいでした

おっ きました きました ど~んと大きなお皿で

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香ばしい焼き色の鰻 お皿も探して手配したそうです

この日の鰻は大きいのが仕入れられたのでしょう

鰻はとても大きく  またしても裏切らないお味

鰻に松本の地物の山葵とは良い相性 

パリッとした皮と身の間にコクがあり

山葵をつけるととても美味しい 

ボリュウムがあり これだけでも満足なのに・・

Unajyu

お重がきました 漆の重箱で上品です

ご飯は少し遠慮がちに入っていましたが

足りないとご飯のお代わりがもらえるようです

Sansyou 

男性の二人連れのお客さんがご飯のお代わりを

していました  それでもお茶碗一人分を半分づつで良いと

言って 黙々と鰻に集中して食べてました

Unajyu2

鰻がたっぷりでご飯はお供のような感じでしょうか

お代わりというより この量で十分でした

添えられた手作りのお漬物も残さず無くなりました

とても満腹になり満足でした ご馳走様

Rogo1

Map

鰻三昧の贅沢な昼食をいただきました

たまには  自分にご褒美と称して言い訳をつけて

天気の良い昼さがりにぶらり行くのが良いかな・・・

夜の料理の情報はこちら その1 その2

上に使った2種類の文字デザインは 【 うなぎ 】 【 鰻重 】は

新しい素材集に収録する内容です

鰻重に使った文字はテキストを入力すると四角の枠が自動で付きます

雰囲気作りの文字に最適な表現素材です

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2017.05.20

松本の風景

松本の町を一部切取り  覗いてみました

町を歩いて気がついたのは道幅が狭いということ

車が通る主要な道路以外では対向各一車線で

住宅街に入ると更に狭くなり向こうから

車が見えるとどちらか余裕のある道幅で止まり

譲り合いしながらゆったりと先に進む

生活には車が必要であり住宅には大かた駐車場を

設けてあるから狭い中でも慣れもあるのだろう

戦災を免れた松本市ならではの町並みが残っている

原爆を落とされた広島市などは街自体が消滅して

その後にバラック小屋が立ち道路が整備されたが

それでも土地所有の建物は斜めに仕切れてたりしてる

その住宅街を車がスピードを出して走りさる

戦災によりそれぞれの街の形が変わって

新しくなったり  そのまま大正の面影を残したり・・

賑やかな商店街の路地 

Roji2

猫のいる路地は尾道でも見かけるが

路地はどこも味があって独特の雰囲気を感じる

Roji

路地の通りにも数件ほど営んでいるお店がある

お馴染みさんでやっているのだろうか 

夜になると明るい顔になり活気を帯びてくる・・

住宅街の道を歩くと陽は高くなるのに空気は冷たい

遥か彼方に見える北アルプスの山々から

Matialps

澄んだ空気が舞い降りてきて町中を包み込む

丸みのない険しく切りだった頭には

Alps

雪の帽子をかぶった北アルプス山脈

屋根や庭木の上に覆いかぶす位に迫りくる

この山々を松本から毎日山を眺めてる人と

登山に挑戦する人がいる魅力的な山なのだ

冬だけでなく春も朝夕冷え込みが半端でない

Maki

こんな風景も普通に見える

囲炉裏か暖炉のある生活って良いな・・

木の多い街だから街の中にも

Tobira

ガラガラ引き戸の表情も可愛い

女鳥羽川にかかっていた橋に

Motomehasi

可愛い街灯がついていた 暗くなると

小さくポッと照らしてくれるのだろう

道を歩けばマンホール♪

Manhole

松本は伝統工芸の手毬の模様がシンボルだ 

いろんな所で遭遇するマンホールのデザインを見ると

その街の特色を簡単に知ることができる

昔はそういう発想は無く同じような製造物ばかり

見かけていたけれどデザインの表現力により

無言で発信できる その町を静かに主張してる

デザインの力は凄い・・

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上の建物イラストは 【 日本文化素材 】 より

切り絵表現で日本の風景・建物・文化を表現したイラスト素材です

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