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2012年5月

2012.05.19

色彩がもたらす効果

朝4時あたりになると 

辺りが 薄明かりになり

しらじらと夜が明けてくるのが分かる

遠くで音 車が通る回数が増えてくる

もう一度寝ることもできるが

朝がこちらに向かってくると

瞼の方も 脳も意識して

活動してくる

早く起きるから 早く眠くなる

遅く起きれば 遅くまで起きていられるか

疑問は残るが 今の季節

朝は 早くにやって来て

夕方になっても いつまでも 

この地上に留まっている太陽

5月 太陽が明るく日差しも強く

花の色も鮮やかに 葉の緑もキラキラと

まばゆいばかりの風景となる

この時期から 服装の色も

芽吹くように 明るくなる

無彩色から 色彩の鮮やかなものに代わり

目覚めたように 活気が出てくる

色彩というものは

人間の中に イメージを植え付け 

日々の生活に 影響力をもたらす

住まいの壁やカーテンの色で 心が落ち着き

食事の彩りで 食欲がわき 

身につける衣服の色で その日の気分が現れる

色とりどりの花畑を見ると

顔は自然とほころぶ

雨の日が続くと 心を鎮めて

読書か 静かな音楽が似合う

デザインに於ける色彩は

生活の中で築きあげられ

趣味嗜好と共に

人々の中に溶け込み広がっていく

今日の一枚(どの色も どの色も )

H240519


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2012.05.17

値段と価値


必要だからと物を 購入する場合 

同じ商品なら安いに越したことはない

大体は 標準価格が設定してあり

消費税がそれに掛かり 購入価格が決まるが 

どこのチラシも値引きありきである

そのまま標準価格で売るのは

書籍か音楽CDと車と…

いやいや それらも割安になったり

ポイントやオプションをつけたり 

家だって売れない時期になると

値引きして 売り出してきている

購入者は やはり安いところを探しだし

価格を比較し 買う事が当たり前の風潮 

インターネットで買える品も増えて

送料がなるべく掛からないで手数料も僅かに抑えて

安く買えるのが 賢い消費者 …

安く売るのは 安く提供出来る範囲があり

安く売らなければならない売主は 泣いている?

安くても薄利多売で多くの商品をかき集め

それで販売してしまう販売店は 

そのものの価値が分かっているのだろうか

販売店と作り手の考えは 異なる

安く購入した者にとって 安く手にした品は

安いままの価格から見た価値しか

見いだせないのではあるまいか

本当の価値は人夫々だが…

作り手となると 販売となる価格にその価値を見ていて

その価格で売るための内容を入れて作るのだ

安いに越したことはないのだが

安く手にしても それ以上の価値を見いだせれば

作り手の気持ちも 本望 


売り手であり 作り手であることの難しさ

今日の一枚(コーヒー1杯の値段も 人夫々)

H240517


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2012.05.12

塩麹の味わいは…

米麹が スーパーの棚に戻ってきた

ブームってものは 怖い

最近特に ブームが起こって

去って行く期間が 速すぎる

メディアで取り上げられると

ガヤガヤと はやし立て

ワ~イ ワ~イと 走って

スゥ~と 通り過ぎるごとく

米麹も 同じ扱いに…

その時を 待っていた私は

米麹から せっせと塩麹をつくり

瓶詰めにして 冷蔵庫に保管している

これを少しづつ 料理に活かし

食卓に上らせる

テレビでは 

塩麹を使った料理しか食べてないのに

『う~ん 美味しい やはり違いますね』

と比べてないのに 誉めている

『本当にそうなのかしら』と 

思う気持ちが頭の中でぐるぐるし

知らない味を 味わってみたくなったのだ

鶏肉や白身魚に漬けたり 

きゅうりや大根など野菜の漬物にしたり

サラダにまぶしたりした

結構まろやかで い・け・る

最近 料理に変化のない私にとって

レシピが増えて これはとても助かった

塩分も少量ですみ 塩麹だけ小皿にとり

塩や醤油の代わりに つけてもいける

いろいろ 応用も利きそうだ

一番美味しいのは 安いお豆腐が

4~5日漬け込むと 豆腐にコクが出て

お酒の肴に なることである

基本の米麹が同じなので 相性は良い

Photo

1センチ幅に切って 味わう

日本の生んだ食文化は素晴らしい


来月の【父の日】

お父さんに これを冷酒と一緒に

『いつも おつかれさま』と

そそっと テーブルに出すと

次の日から 【仕事頑張る お父さん】

いつもの食卓は 

たまに 変化をもたらすと

頑張った心が 癒される

今日の一枚(たまにはブームに添ってみるのも…)

H240512


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2012.05.09

蕨の灰汁抜き やや失敗

銀行に寄った道すがら

通りのお店の軒先に 

小さく積んでいるものに

目が止まった

『あっ 蕨だ!』

主婦ならではの 購買意欲に火がついた

『一束 140円 やっ安い』

まだ 私は仕事中の身

いつもなら 見て見ぬ振りして

真面目に仕事場に戻るのだが

今日は 買ってしまった蕨(わらび)2束

春先の旬を 手にして心なしかウキウキ

春夏秋冬 なるべく旬の野菜を買って

山菜料理として食卓に登場させている

でも最近 ゼンマイも蕨も 竹の子も

水煮の袋で 季節に関係なく売られていて

気分の新鮮さが足りない

なるべく袋に入ってないで 

リアルタイムに 顔を出したものを買いたい 

野菜の灰汁抜きを 知らないはずはないのだが

最近 おぼろげな事を調べるのに

検索が癖になり ネットで早々と調べた

蕨の灰汁抜きの仕方

それぞれ いろいろと記述があるが

重曹の量 蕨の量 簡単なのだが

浸しておく時間が長過ぎた 結果

ちと柔らかくなり 歯ごたえがお年寄り向きに…

新鮮さより 味わいを楽しもう

と 『 これも愛嬌 』心の中で言い訳する

料理は 計量をちゃんとすれば失敗は少ない

しかし 一連の味にしかならない

・ 

今日の一枚(わらびの味で 春を頂く)

H240509

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2012.05.07

簡単!瞬時でレース模様が出来る!

そろそろ何か新しい素材を と思って

作成した素材が出来上がった!

作成している時は とにかく手芸風の

クロスステッチの図案を作ろうと

案を練って 進めていたのだが 

ふと 作成しているものが時間と共に

固い表現のクロスステッチより

優しいレース風に見えてきた

『レースに見える? ウン見える 見える』と

自分の中で答えて なぜか 嬉しくなる

作成しているものから 異なるものが出てきたぞ

そうなると 新しい境地を開拓していく勢いで

沸き上がるようにフツフツと制作していった

パターンブラシに入れ込んで

次々と 表示してみる

罫線だけで 色々と面白いパーツが出来る

小気味よい感覚が 広がっていく

見た目だけだと どれくらいいい感じか

評価しようがないが 使っていると 

嬉しいくらい表現範囲がある

このクロス素材を 使うと

そういう感覚が 体感できる

突き進めていけば 何かを発見し

そこから 次なるステップとなる…

デザインは面白い

全ての仕事が楽しい訳ではないが

自分の中から作成していく気持ちは

デザイナーならではの 役得

今日の一枚(ホカホカの素材集 出来あがり)
  6月から市場で販売します

H240507_2

罫線がレース模様に早変わり


パターンブラシは使ってみないと分からない
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