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2012年1月

2012.01.16

優先順位で決める

人には 夫々に優先順位があり

やるべき事を 順序よくこなしていくと

順風満帆に走っているように 見えるが

後で思うと 果たしてそれが順序として

あれが先で これが後で良かったのか 

と いうことがある

スムーズに 事が運んでいる時は

あまり考えもしないで そのまま突っ走って

疑問に思う事も 気付く事も無い

人の言っている事も 所詮他人ごとの話と捉える

が 少しつまずくと 後ろを振り向き考える

人の話に 耳を傾ける気持ちになる

優先順位でも 

その日の小さい仕事や 料理の手順などは

合理的なやり方や マニュアルもあり 

また 失敗しても 反省材料にして

次へのステップにすれば良い

しかし 

人生の中での選択肢を持たねばならない時

優先順位は 

安定の尺度 幸せの大小 将来への見通し

リスクもチャンスも運もあるが

先に進むのに 勢いでは決められないから

じっくりと足踏み状態で よく吟味して

決断したら やるべきことに順位をつけて 前に… 

人生の進む道は 決して後悔してはならない

決めて一生懸命に進んできた道は

まいにち 1日1時間1分1秒たりもと 

そのときその時を 熟成させてきている

間違ったかな と思うことも肥やしになり

肥やしが多いほど 滋養強壮な人生が味わえる

今日の一枚(野菜も手間ひま掛けるとドレッシングはいらない)


H240116

新鮮野菜あります ↓
http://www.e-digigra.com/title_page/dg1_in.html

2012.01.15

昭和の生活道具

平成になり もう24年になる

時の流れるのが とても早い

この間までは 昭和時代で 

その頃は 昭和戦前の事とか 大正時代 明治時代は

自分にとっては 歴史上のことだと思っていた

長い昭和時代が 終わってしまうとも考えた事が無く

新しい平成の文字を 掲げた時は

何とも言えぬ 複雑な心境だった

今思えば 時代は流れているのだから

来るときは来る といえばそうなのだが…

【2000年宇宙の旅】の映画も

こういう日が未来にはやって来るのか 

と いう思いで見てたが もう過ぎてしまい

早2012年になってしまった

昔 買った本に未来図が出ていて

医療はどうなる 建築物はこうなる

人々の暮らしは 仕事は と予想していた

『へぇ〜』 『ほぉ〜』『そうなるんだ〜』

いろんな意味で予想のようにはいかないが

着実に未来に向って歩んでいる

唯一 日本は長寿国の すり鉢状の形で

長生きして お年寄りが増えてくると

統計的に示していたが その通りになっている

昭和は遠くになりにけり

しかし 昭和の道具は今も生きている

未来に向っている時代でも

想像していなかった 未曾有の事件や

スパイラルに陥っている不景気や職難

想定外と言っている震災 原発事故

人の 精神的不安が根強く

心を取り戻そうとする行為が

昭和の息吹を さがしている

絆もエコ生活も もったいない精神も

昭和の道具で 心を落ち着かせている
 

今日の一枚(洗濯板を見直して)


H240115

昭和の生活道具イラストはこちら ↓

http://www.e-digigra.com/title_page/NEOKIRIE_dg31.html

2012.01.14

飾り罫に角罫あり縦罫あり囲み罫あり

飾り罫をパソコンで表示する時

横一本線の罫を使っていたユーザーが

 『角のある 囲むことの出来る 飾り罫も

  あれば便利なのに…作って欲しい 』

という希望を聞いて それならと

作成していた横一列だけの飾り罫の部分に

縦罫と4方のコーナー角の飾り罫で

囲むことの出来るような飾り罫を作成し

商品化している

これを使う人は どんなに便利なものか

分かっているから仕事に利用しているが 

使わないと便利さは 分からない

使ってみて初めて こんな便利なもの

早く知っていれば 楽だったのに

何にでも言えるが 口コミが流行る訳は

人から人へ 『あれ良いよ』 『これ便利だよ』

と 勧められ使ってみて『本当 本当!』となる

しかし デザインの場合

『これ使うと便利だよ』と勧める人は少ない

何故か 

それは デザインの職種に言えることだけど

人と同じ表現や同じイラストでは 仕事にならない

受注した仕事は 他所と異なるものを制作し

際立ってないと クライアントは満足しない

他所と同じような表現で 同じような素材を使うと

この事務所にデザインを出さなくても 

もっと 安いとこに出そうかと なっては困る

便利はものは 自分の手に入ると誰にも教えたくない

良いアイデアが浮かぶと 人知れず静かに自分の中で

デザインし プレゼンで『どうだ!』と出す

良いから使ってみてと 差し出してくれるのは

敵対意識のない お互いの懐に関係ない人たち

友好関係を築ける仲間同士である


口コミ然り 独り占めも然り

今日の一枚(使う程に便利な飾り罫)

H240114


↓ 体験できる 囲み罫フォントがダウンロードできます
↓  (Windows用&Macintosh用どちらもあります) 

http://www.e-digigra.com/title_page/kakomi84.html#fontdown


↓ 使用方法の詳しい説明もあります ↓ 
http://www.e-digigra.com/title_page/kakomi84.html

2012.01.13

最近 食堂が流行る訳

むかし

白島電停終点から2~3分もしない所に

○●食堂というのがあり

近くのパン屋さんに行く都度 

通りすがり 眺めていた

初めてパン屋さんに通い始めた時から

その食堂はずーと そこで営業しており

就職してから 昼食のパンを買う時も

お店はあったが お客さんを見たことがなかった

夜のお客さんが多いのかな

昼は 扉が開いてても のれんがあり

また うす暗くて中がよく見えない 

一膳飯屋のその店は ずーとそのままで

あまり店構えを 綺麗に変える風でなく

お客さんを呼び込む工夫もしていない

私自身 その店を利用する考えはなかった

ここに入るお客さんは どんな人がくるのか

想像もしないが 自分とは擦れ違う社会の人

自分とは 縁のない店ぐらいにしか思わなかった

しかし 

相方と知り合って

食事をして 帰ろうとなり

○●食堂に 足を向けるではないか

お店の古いのれんをくぐると

『おかえりなさい』と奥から声がして 

にこやかな温かい笑顔が 迎えてくれた

常連さんみたいだ この人は 

『おかみさんに 見せに来たよ』と

私を 紹介してくれた

まずは ビールでのどを潤し

仕事の緊張した心が 一気に融ける

『いつものを』と ひとことだけで

ガラスケースの作り置きのおかずの中から

サバの煮付けを取り出し

レンジ内に セットする

温かいご飯とみそ汁をよそい

じゃがいもサラダと漬け物 

用意する間 なにげない会話がつづく

お年寄り夫婦が切り盛りする

昔から そこにある食堂

おかみさんが切り盛りし 

おやじさんは奥の椅子に腰掛けて

手が必要になると 腰をうかせる

材料の仕入れ担当なのかも知れない

お客さんを呼び込まなくても

自然と帰りたくなるような食堂だった

独り身で いつもの仕事が終わり

頑張って働いたぶん お腹を満足させに

いつも 立ち寄るお店へ

いつもの笑顔 いつもの味をこしらえて

待っていてくれる 

おふくろさんがいるような温かい場所

『いつまでも あったらいいな』

と思う食堂が 今 必要…

今日の一枚(心の故郷は 温かい味がする)


H240113


切り絵風イラスト・和風文様・シルエットイラスト1246点が
1枚のCDに ↓

http://www.e-digigra.com/title_page/dg1_in.html

2012.01.12

フリー素材・使用権フリーとは

よくweb上で フリー素材という文字が出ているが

この意味は パソコンを使う人なら

おおかた 分かっているとは思うが…

分かっても マナーを守っていないか

知らないで あんまり考えないで使っているか

どちらにしろ 『自己責任』という言葉が

最近 よく聴かれるように

自分の責任範囲で 物事を把握して

使用した方が良い

フリー素材と言い切って作成している側にも

それぞれ条件あり 利用内容が異なる

一般でいうところでは 『フリー素材』は

無料 ただ同然の素材のこと

自由に使ってもいいが それは個人向けで

個人でもフリーマーケットで商売したり

バザーに出品したり 

webで再配布させたり出来ない 

そのまま個人使用する事を前提とする

また商用の場合の『使用権フリー』は

基本として 著作権は放棄していない

『フリー素材』のように無料ではない

販売促進の為のチラシ カタログ リーフレット

フリーペーパー 広報誌 社内紙など 

一過性の媒体に 考えることなく使用出来るが

包装紙 パッケージ 看板などは

素材を使う場所には 工夫がいる

素材自体が その商品のイメージに

なってしまう正面等に使うと

独占的な使い方になるので 使えない

あくまでも 背景に控え目に

他の脇役的な存在で 主役をしないものに… 

使う媒体自体が 直ぐに消えてしまうものでなく

長い事 人の目にさらされるものは 一考対象

この素材が受注の仕事に合っているのに と

プレゼンで選んだ素材を使いたいユーザーは 

いつも 迷ってしまう 

『この場合はどうだろう?』

企業に内容をしっかり伝えて

価格を交渉するべきだが…

でも大体の場合 うやむやのうちに

分からないからと 流れていく

似たような物で代替えをするのかな

大体において 素材集を制作する側は

時間を掛けて 試行錯誤で形にしている

実際にイラストレーターに仕事を出すと

いくらで出来る仕事かを考えれば

おのずと 素材集に使われる制作コストも

計算出来るのではないかしら…

今日の一枚(こんなキャラクターもあります )


H240112

Boys$Girlsのカジュアルポップな爽やかキャラクターたち ↓

http://www.e-digigra.com/DG20Web/DG20IND_IN.html