デザインの話 Feed

2012.03.18

デザイン表現力のこれから…

販促物のデザインされている中で

デザインとなる要素がある

タイトルとサブキャッチと写真や説明文と

価格と期日と店名と地図と遊びの部分と

デザイン素材を組み合わせレイアウトされる

パソコンが普及する前は 

そういう要素がそれぞれの特徴に合わせて

デザイン表現されていた

ブテック 美容院  スーパーマーケット

デパート 病院 公共販促物 広報 

居酒屋 ケーキ屋 靴屋 メガネ屋 などなど

夫々が 見た感じでも

そういう雰囲気の販促物で表されていた

デザイン素材となるものがイラストだったり

記号マークや グラフィックパーツ類だったり

レイアウトを工夫して試行錯誤である

今のようにパソコンの無い時代だから

同じものは そう使えない

複製などしてると また前と同じもの使って

コストを抑えている 手を抜いていると

思われても仕方ない 後ろめたさがあった

しかし 今は便利な世の中になり

自分で考えないで 作成せずに

デザインの販促物が出来てしまう

レイアウト然り 写真もデザイン素材も

タイトルもどこから採って来たのか

見た事のあるような 新鮮さが少ない

誰かが使った どこかで以前見た記憶がある

表現力も 平面的なものから

3D的な 表現も加わり奥行きが出て来て

動きのある 迫力のあるものになり

見た目は格好良くなった が

特徴の少ないものになっている気がする

例えれば ブティクの服装売り場の棚には

今流行のファッションが隣の店も同じ 

その隣も同じというような 名前を聞かなければ

どこで売っているものか区別もつかない

今までは パソコンを駆使しての 想定内の表現

素材を作っている立場で おこがましいが…

これからの 人間の頭の中の表現力は

どんな風に 変わっていくのだろうか

あと一滴 ここから デザイン力が必要となる

ここからが 自分で創りあげるべきエッセンスが鍵

今日の一枚(良いデザインは 大切に保管したくなる… )

H240318

イメージイラスト素材有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DG24Web/DG24IND_IN.html

2012.03.16

拘りをもつ

人は誰しも 拘る部分があると思うが

拘り過ぎても 上手くいかないし

拘りが届かないと 中途半端なものになる

仕事上のこだわりも 趣味のこだわりも

生活のこだわりも 生き方のこだわりも 

全て一貫して その人を現す

今 素材集の最終段階の作業をしているが

これがなかなか スムーズにいかない

初めに自分の中で こうと決めてそれに従って

作業していたのに 相方が手を入れると

何故か 客観的にそのものが見られるようになり 

自分の中の やはり拘りが足らないのか

中途半端なところを修正してくれる

相方は何事も 拘りすぎる性格で

人のやることは 絶対に手放しで認めない

どこか 自分なりの拘りを入れて加工して 

それが 見事に当たっているから口惜しい

デザインに対して 自分の中の拘る部分が

大衆に対して 合っていれば それで良い

グラフィックデザイナーというもの そんなもの

それ以上なら もっと良いのだが 

その気持ちが 拘っていないのか…

只 有名デザイナーは 大体が拘りの部分が大きく

大衆の方が 歩み寄っている感がある

ひとり独演会になり 

受け入れるのに 有無を言わさない 

そのままを 受け入れるしかない

認めさせるように 仕向けられる

先端のデザインは そういうもの

誰かが 先に新しいものに気付き

拘りを入れて 人より少し先を行こうとする  

娘が幼い頃 

よくクレヨンで 絵を描いていた

人形の絵が初めは誰もが描く 普通だったものから

いつの間にか 描くもの全ての目が すべて笑顔になり

その目は 一本の線のカーブだが

そのカーブが緩やかでも 急なカーブも許さない

すごい拘りを 持っていた

ニコニコした笑顔の絵が沢山 アルバムを共に

今日の一枚(ここは譲れないという 拘りは… )

H240316
         『こういう こだわりじゃなくって … 』


こだわった素材集有り〼 ↓

http://www.e-digigra.com/index2.html

2012.03.14

オモシロ車

以前のブログで 車の顔とデザインについて 書いたが


面白い車が 登場した

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000631-san-soci.view-000

本当に耳がついてるようで

子供たちの喜びそうなデザインだ

ただ 被災地への応援メッセージや

被災地からの声を届けるのが目的

何とかしようと 動き回る車の為の

目立つ宣伝の一環形態

これが良い方向に役立てばいい

こういうのも 数年たち 

子供も大人も いい思い出となれば

これに越したことはない が

目立つ分 被災の忘れられない辛い思いが

蘇えって来ないとも 限らない

楽しいことに使われ 話題になり 

笑顔になりさえすれば

それで目的は 達せられるのだけど…

・ 
 

デザイは 難しい

時間を掛けた 思考錯誤の末のデザインも

『これだ!』 と

言わしめるまでの道のりは

決して楽じゃない

いつまでも 思考錯誤の日々のみ  

今日の一枚(愛着の湧くデザインというのはあるけれど… )

H240314


日常のイラスト有り〼 ↓

http://www.e-digigra.com/EP_Webdata/EPindex.html

2012.02.29

子供の頃に絵を描く必要性

あまり考えもしないで 幼児の時にはぬりえ お絵描きと 遊びの一環のように 紙とクレヨンを与えて 好きなように 描かせていた  ある時 それをやっているのと やっていないのとでは 描く力 書く能力が 異なることに 気が付いた 絵の下手な子 字のうまくない子はいるが 日本に住んでいると  湯の中に浸かったように 恵まれていて そんなことをあまり考えていなかったが 学校に行けて 勉強できる 絵もかける 紙がある クレヨンもある生活は 世界中どこも あるのではない ・ 基本的に 書くことを知らない人が 世界には居り 貧しさゆえに学校に行っていない人や 女性の為に男性より 身分が低い扱いで 勉強してない人は 字が書けない 読めない 話すことだけで 生活の伝達をしている  子供の頃に学校に行くことができた子は 勉強するので 字が書けるようになり 本が読めるようになり  自分から 考える力も出来てくる 随分前の話だが ネパールでの女性の話を聞いたことがある 字が書けないから 地位が低く 夫からは暴力で従わされ 辛い生活を虐げられている  勉強して もっと色んなことを知ることができれば 自立できたり ちがう世界があるのではないかと 字を教えてもらう  しかし ひとつの文字を書くために まず 線がまっすぐに引けない  丸もきれいでないし 終点と繋がらない 子供でなく 大人になるともっと難しいらしい 鉛筆をもって描くことがなかったから 直ぐに 字を書いて 覚えるまでにいかない たての線 横の線 丸を何回も繰り返し それから 勉強のすすむ 並大抵でない ・ 子供のころに 絵を描かせることは 子供の夢を育み 勉強する為の第一段階に 上がる為の ステップなのだ 子供のことを保育園・幼稚園に任せるだけでなく 家で なるべく チラシの裏でもいいから  テーブル上に置いていて 遊ばせれば良い 描くほどに 子供は伸びる  ・ 保育園児で スゴい迷路を書く子がいた  のを思い出した  夢いっぱいの子だった  ・  ・   今日の一枚(まる さんかく しかく) H240229 ファンシーな地紋素材有り〼 ↓ http://www.e-digigra.com/title_page/dg9_index.html

2012.02.26

ファッションのデザイン

NHKの朝のドラマ【カーネーション】は

岸和田と昔の生活と服飾の世界が満載で

いつも楽しく見ている

何かしら 昔の『あった あった』と

思わせるような シチュエーションで

ドラマの中に引き込まれている

その中で服装のデザインが素敵で

次女のファッションは 奇抜で面白く 

またお母さんの服装も かっこ良く

出演者が着る服を 毎回用意するスタッフは

さぞかし大変な苦労をしつつ 

また 楽しんでいる事だろう  

今でも 昔と言わず着ても良いのでは と

思わせるデザインもあり 唸らせてくれる

『う〜ん そうきたか』と

その頃 流行したような でも少し違うような…

工夫している様が 面白い

先週の最後はミニスカートが登場した

ミニスカートの流行は 私もよく覚えている

東京から広島まで 流行が流れてくるのは

だいぶん時間がかかり テレビやアイドル雑誌で

流行の把握をしていた

はじめて ミニスカートが流行ると

テレビの中の アイドルや歌手は 

こぞって 我こそは流行の最先端 といわんばかりに

ミニスカートを取り入れた服を着こなし

今まで見せてなかった膝上のおみ足を披露する

固定概念のひとつのように

着物かドレスしか着ないと思っていた

美空ひばり様が 真っ赤なミニスカートを着て

ゴーゴーを踊り リズミカルな【真っ赤な太陽】

を歌った時には トコロジョージでないが 目が点になった

思い込みは もろくも崩れさった

ショッキングな出来事も 今見ると

現在の膝丈のように そこまで短くない

初めてというのは インパクトが強いらしい 

流行は その時かっこ良いと思うファッションも

ヘアースタイルも 靴も

数年経つと なんだか バランスが悪い

『変なの〜』 と笑える様なものが多い

高下駄のようなブーツ靴 ルーズソックス アフロヘアー

パンタロン 七三分けのアイビールック トンボめがね  

ロングスカート ガングロ 竹の子族 学ランの上着

上げればきりがない (直ぐに 思い出せないだけ… )


今度は何が 流行るのかしら

皆が飛びつきたくなる デザインとは…


その時 その時代の デザインは 活きている

今日の一枚( 10年経つと流行は スパイラルにやってくる)

H240226

若者のイラスト有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DG22Web/DG22html/D22IND.html