文化・芸術 Feed

2012.01.15

昭和の生活道具

平成になり もう24年になる

時の流れるのが とても早い

この間までは 昭和時代で 

その頃は 昭和戦前の事とか 大正時代 明治時代は

自分にとっては 歴史上のことだと思っていた

長い昭和時代が 終わってしまうとも考えた事が無く

新しい平成の文字を 掲げた時は

何とも言えぬ 複雑な心境だった

今思えば 時代は流れているのだから

来るときは来る といえばそうなのだが…

【2000年宇宙の旅】の映画も

こういう日が未来にはやって来るのか 

と いう思いで見てたが もう過ぎてしまい

早2012年になってしまった

昔 買った本に未来図が出ていて

医療はどうなる 建築物はこうなる

人々の暮らしは 仕事は と予想していた

『へぇ〜』 『ほぉ〜』『そうなるんだ〜』

いろんな意味で予想のようにはいかないが

着実に未来に向って歩んでいる

唯一 日本は長寿国の すり鉢状の形で

長生きして お年寄りが増えてくると

統計的に示していたが その通りになっている

昭和は遠くになりにけり

しかし 昭和の道具は今も生きている

未来に向っている時代でも

想像していなかった 未曾有の事件や

スパイラルに陥っている不景気や職難

想定外と言っている震災 原発事故

人の 精神的不安が根強く

心を取り戻そうとする行為が

昭和の息吹を さがしている

絆もエコ生活も もったいない精神も

昭和の道具で 心を落ち着かせている
 

今日の一枚(洗濯板を見直して)


H240115

昭和の生活道具イラストはこちら ↓

http://www.e-digigra.com/title_page/NEOKIRIE_dg31.html

2011.12.22

自分探しの旅で見つかりましたか?

子供の頃になりたかった職業は?

男の子では 運転手 消防士 パイロット 野球選手

女の子は 幼稚園・保育園の先生 ケーキ屋さん 看護婦さん

私もご多聞にもれず

まず初めは 保育園の先生 

階段の一段上にすわり 紙芝居の本の読み聞かせしてくれた先生

紙芝居が好きだったかのか 先生が好きだったのか 定かでない

そして ケーキ屋さんでなく パン屋さんに憧れていた

小学生になると 小学校の先生に それも(二十四の瞳)のような…

中学生になると いきなり新聞社や インテリアデザイナーに…
(きっと小説やらでその気になってたのかな)

高校生になると 絵やデザインに関わる仕事に就きたいと…

アルバイトをしつつ 社会に顔を覗かせると

世の中 そう簡単に なりたい職業にはつけないことが

否が応でも知らされた 夢は夢だ…

大学を出た若者が就職出来ず 決まらず

自分探しというけれど そうそうなりたい職業など

見つかるはずも無いし なれる人は僅かだろう

もし自分にあう職業が 少しでも見つかったら

チャレンジしてみる事は 大切なことで

若いうちなら 生活が苦しくても

何とか乗り越えられるのではないか…

誰が何と言おうと 夢は追い続けていた方が良い
 
夢をあきらめないで 持ち続けるだけで

夢は着実に 自分の方に向ってくる

あきらめたらそれまでで 近づく事は無く

その夢を目標とした 努力もしなくなる

ただその間の生活は 親に頼ってはいけない

自分で苦しいながら 働かなければならない

ハングリー精神が エネルギーになり

準備万端に 自分を磨きながら

チャンス到来の時に 足かせもなく

飛びつく事が出来ると 言う事なし

【言うは易し行なうは難し】

社会に出ると 生きる事は何と難しく

働いて生活することは 大変なことで

仕事の手順から 人間関係から

日常の生活スタイルから

社会の為になる仕事をしてるか など

夢が自分の為だけでは 儚い夢と成りえる 

今日の一枚(人に喜ばれる仕事で 夢が叶えられたら天職)

H231222

http://www.e-digigra.com/DG22Web/DG22html/D22IND.html

2011.12.21

ため口をきく

朝の出来事 車道をはさんで両端の歩道は

出勤する人波が せわしなく動いて行く

その波の合間をぬって 自転車が通り過ぎる

ぶつかりそうな勢いで 戦いに出る心構えだ

時間帯が同じなら 自然と歩く人も同じ顔ぶれになる

同じ会社に行く人が見えると 早足で近づき

一緒に会社へ向うことになる

後ろから来た 見てからに若い男性が 

年配の上司らしい人に近寄り

一緒に歩幅を並べ歩き出す

『おはようございます』という言葉は聞こえない

『やばくない?』という言葉だけが耳に入る

人の話を盗み聞きした訳ではないのだけど

尊敬語で話してるようには 思えない

同僚と話してるように 聞こえる

いつの頃からだろうか 

目上目下を問わず言葉が乱れていったのは…

随分昔 面接をしたことがあり 若い女性に

交通手段を聞くと 『チャリで』と一言

目が点になったことがある

あの頃から 乱れていたのかしら

言葉が省略した言い方になっていき

コンビニエンスストアーがコンビニと呼ばれて

それ以来 略語(これも略語で正しくは省略語)が

氾濫して行ったように思う 

略語も悪い言葉ばかりではないが 言葉によっては

失礼になるというか ため口のように聞こえることもある

子供の頃は 目上の人や教えを請う先生に対して

尊敬語が当たり前で育った世代だから

ため口で話す なんてもってのほか…

だけど 尊敬語など勉強して使わないと

言葉が直ぐに出てこないのだろう

テレビ ラジオのアナウンサーも 芸能人も

みんな タメ語で話してるからね〜

皆歩きながら 携帯電話をよく使うから

ついでに 言葉のレッスンもあればいいのにね

『やばくなくない?』

『チョー やばい』

『まじ やばい』
 
やばい やばくない やばくなく ない?

意味分からん!

今日の一枚(ていうか〜)

H231221


http://www.e-digigra.com/DG20Web/DG20IND_IN.html

2011.10.31

こんな雨の日ぐらい…

この休日は 秋のイベントなど盛り沢山だったが

一日中 シトシトと雨が降り 客足が当然の如く鈍った

と 思ったが雨の中を何処からともなく人々がやってくる

私たちも 久しぶりの雨の街に繰り出した

こんな雨の日ぐらい 家でくつろぐほうがと思ったが

今年も『広島フードフェスティバル』に行った

去年より大きなイベントになっていたようで

人も溢れ返っている いろんなブース前に人の列が出来て

これは何の列で並んでいるの? この列は?

などと人の列を押しのけて 前に行ってみる 

そのブースで作っているものに目をやり

『美味しそうなところに 自然と人は集まるねぇ』

独り言をいう 

だが 待てよ… 

人の集まる元は 誰か並んでいるからだ

誰かが並んでいるから 並んだ列の長さから

自分も並ぼう となっている図式が見える 

もちろん 本当に美味しかったりサービスがあったり 

良い事もあるだろうけど…

時間をかけて並んで食したものが 

な〜んだ という事もある

呼び込む人を見ていると 呼び込み慣れている人や

客を引き込まないで中に収まっている人もいて

当然 活気がちがう 

閑散としていると人は寄ってこない 

たった2日のイベントだけど

広島城のぐるりまで ブースが並び食べ物があふれ

興味の引く食べ物や 面白い催し物もあり

雨の日だけど 楽しいひとときを過ごした

人々の食する量は 限られていることを考えると

販促する上で 人を呼び込む工夫することなど  

勉強になった休日でもあった 

今日の一枚( 呼び込む人々)


H231031


http://www.e-digigra.com/DG27_28_IN.html

2011.10.12

活躍する昭和の道具

今年は なにかと昭和の道具が活躍した

最近は 少しづつそういう傾向になっていたが

極端に3月の東日本大震災以降に 広島に居ながら

便利な物に対して 堂々と使う気がなくなった

なんだか使ってはいけないような考えが頭のどこかに潜み

省エネとか エコ生活と意識していなかったが

以前のもので使用してみようとなり 気が付くと 
 
必要なものは 何でも購入してた考えから外れていた

本当に必要なのか? 無くても困らないのではないか?

前のものを放り出さないで修理して使ってみよう

以前なら 買っていたであろう生活小物や道具を

ほとんど 購入せずに済ませてしまった

日傘も靴底も修理 めがねのネジも閉め直し

携帯電話は薄くなく重くて古い機種のまま困らない 

ソファーカバーに座布団カバー スカートの直し

すべて手作りで 久々に取り出した裁縫とミシンが活躍

そして 電気での生活が合理的になる

寒いときは湯たんぽで 暑いときは扇風機と団扇

ござに よしずやスダレに 打ち水 果ては行水 かき氷

お茶を飲みたいときは魔法瓶 ペッボトルに用はない

掃除する時は電気掃除機とほうき 雑巾を使い分け

洋風なんちゃって漬物 ジャム きんぴら ドレッシング 

手を加えた料理で作り置きが増えてきた 

最近では 初めて土鍋でご飯も炊いてみたり…
『食欲の秋といえば 秋刀魚と新米』

ざっと羅列してみるだけで 

なんと昭和の道具が活躍しているではないか

平成は未来に向けての年でもあり 

良き昭和を見直す年でもある

一度立ち止まって見直すと 

心がほんわか 豊かになる

今日の一枚(ほっとする光景 落ち葉の季節)

H231012


http://www.e-digigra.com/title_page/NEOKIRIE_index.html