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2011.10.12

活躍する昭和の道具

今年は なにかと昭和の道具が活躍した

最近は 少しづつそういう傾向になっていたが

極端に3月の東日本大震災以降に 広島に居ながら

便利な物に対して 堂々と使う気がなくなった

なんだか使ってはいけないような考えが頭のどこかに潜み

省エネとか エコ生活と意識していなかったが

以前のもので使用してみようとなり 気が付くと 
 
必要なものは 何でも購入してた考えから外れていた

本当に必要なのか? 無くても困らないのではないか?

前のものを放り出さないで修理して使ってみよう

以前なら 買っていたであろう生活小物や道具を

ほとんど 購入せずに済ませてしまった

日傘も靴底も修理 めがねのネジも閉め直し

携帯電話は薄くなく重くて古い機種のまま困らない 

ソファーカバーに座布団カバー スカートの直し

すべて手作りで 久々に取り出した裁縫とミシンが活躍

そして 電気での生活が合理的になる

寒いときは湯たんぽで 暑いときは扇風機と団扇

ござに よしずやスダレに 打ち水 果ては行水 かき氷

お茶を飲みたいときは魔法瓶 ペッボトルに用はない

掃除する時は電気掃除機とほうき 雑巾を使い分け

洋風なんちゃって漬物 ジャム きんぴら ドレッシング 

手を加えた料理で作り置きが増えてきた 

最近では 初めて土鍋でご飯も炊いてみたり…
『食欲の秋といえば 秋刀魚と新米』

ざっと羅列してみるだけで 

なんと昭和の道具が活躍しているではないか

平成は未来に向けての年でもあり 

良き昭和を見直す年でもある

一度立ち止まって見直すと 

心がほんわか 豊かになる

今日の一枚(ほっとする光景 落ち葉の季節)

H231012


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