夏の冷蔵庫の製氷
秋の紅葉も色づき初め 上着を羽織る季節となる
冷たい食べ物から温かい鍋物へと移行し
冷蔵庫を開けるのも寒く感じる
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冷蔵庫を随分前に購入して家電の中では長い付き合いをしている
冷蔵庫は台所のレイアウトに合わせて扉が左右どちらにも開く
初めこの冷蔵庫を購入した時は「なんて便利なのだろう」
引越する前では右扉で 後では左扉で応用がきいたし
製氷が簡単にたっぷり出来て好きなだけ取り出して使える
前に比べると歴然の差で料理するのにとっても有り難かった
素麺や蕎麦など魚の洗いやドリンクにも重宝した
夏はどんなに使っても水さえ入れておけば
爽やかな氷を使った食生活が出来ていた
しかし 今年の夏はそうはいかなくなった
前にも一度 給水タンクから氷が細かく出てこないで
一度に固まった氷が製氷皿にど~んと入り
不便を感じて修理した その後は何事も無く使用できていた
今年はその製氷が「もう氷つくりはやめました」と
言わんばかりに作らなくなった 冷蔵庫の還暦か…
15年以上だろうか いやそれ以上氷を作っているだろが
そろそろ買い替え時期なのだろうか と思いあぐねた
でも他の機能は何ともなく使える
そこで 製氷皿に水を入れて大きな氷を作ることにした
朝入れておくと夕方には綺麗な大きな氷ができた
これをアイスピックでコツコツつついて小さく崩す
この作業が昭和みたいで何となく哀愁がある
氷を割る作業は終わるまで手を止められない
夏の暑い最中 止めると直に氷が融ける
無心になりアイスピックを動かし固まりと格闘した
毎回の作業を気に入ってしまい この夏終わってしまった
製氷出来ると便利だけど 不便もまた良いものだ
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今日の一枚
( 冷たい水で洗った蕎麦は最高… でした )
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