パステル色な雲
今朝の空は 葉祥明氏の描く雲のようだった
頭上で ふわ~んと浮かんだパステル調の
まるで綿菓子の甘い匂いのしそうなふわふわ感
子供の頃に買ってもらえないで憧れだけの店前を
通り過ぎた手の届かない綿菓子のような雲だった
ぼんやりと眺めていた
葉祥明氏のイラストが童話の世界でなく
今の秋の空に実際に見えることは
創造を膨らますのにちょうど良い季節だ
朝ドラの『花子とアン』のように目をとじて
現実から逃避して創造力をはたらかせて
自分勝手な物語りを作るのは得意だった
こういう空や雲をじっと見ることができるって
とても幸せな時代だな
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社会人になってデザインを我武者らにしていた頃は
時間に追われ余裕もなく空を仰ぐことがないのに
創造力を働かせて仕事をしてたなぁ と
気持ちに余裕などないのにデザインをする
ということは気持ちが仕事に表れていたのかな
きっと そうかもしれない
毎日が納期でいっぱい一杯の中で時間が過ぎていき
月日を重ねても 空の雲は変わらないのだ
葉祥明氏はそれを随分前に見て表現していた
自分の心の中の表現をポエム的に現すのがうまい
素敵なイラストを描く人だなと思っていた
そんなことを思う間に 雲の表情がもう変わった
今日の一枚
( ゆとりを持つということは自分次第 )
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