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2011年11月

2011.11.24

魔が差すって…

毎日頑張って働いても 

人生で働いて稼ぐお金は大体決まっている 

会社勤めなら給料とボーナスを月日に掛けて

派遣 アルバイト パートでも時間と年数を掛けてみれば

大概に計算出来 自分の人生のレベルがわかる

小遣いや生活費を抑えて 慎ましく生活をおくっている人々

片や大会社の親族ともなれば雲泥の差がある

最近のニュースは桁が違う

会社の組織が大きければ 大きいほど

自由になるお金は億を超えるのか…

ギャンブル依存は怖い

お金をお金として考えていないのだろうか

額に汗して一日に得るお金と 

ゲーム感覚で行き来する桁違いのお金

濡れ手に粟のように くっつくお金

ギャンブルをやって必要以上にお金を使い

周りを困らせる身の丈知らずの人間の

『魔が差した』  とよく聞く言葉

テッシュペーパーの如くポイポイと

使ってはダメですよ

もっと紙に対して神聖なる気持ちを持たなくては…

例えば そのギャンブルに使った金額と同じ額が

人知れず 有効に使われ ユニセフに寄付したり 

震災で困って働けない人の手だてになったり

生活保護を受けられなくて 『おにぎりが食べたい』 と

亡くなっていった人の口に入れば どんなに良かったか

あとの祭 泡の如く  魔物に食われた

今日の一枚(紙の扱い)


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http://www.e-digigra.com/DG24Web/DG24IND_IN.html

2011.11.23

パッケージの版下

目からうろこがとれる という意味は

今まで難題で解決出来なかった事柄が

急な解決方法で視野が開けてくる様と 理解はしている

しかし また違った意味で鱗がとれた と表現する出来事が…

ある時 数種類のパッケージのデザインが決まり

これから版下に取り掛かり 製版・印刷に回す手はずとなる

その時 クライアントから版下も校正したいといわれる

きっと新しいパッケージに思入れがあるので

自分の目でしっかりと見ておきたいのだろう

デザインしたパッケージを寸分の狂いもないように

紙の厚みも計算にいれ 版下台紙を丁寧に仕上げ終わった

クライアントに版下を渡し 持って帰られた

後日 版下を持って現れた手元を見て 

目から鱗がとれた みたいな感じになった

私は近視なのでコンタクトをしていたのだが

そのコンタクトが鱗のように取れそうになった

『ギョヘェ〜』

クライアントは何種類もあるパッケージの版下を

切って組み立てていらしたのである

また いちからやり直しである


知らないということは 手間の掛かることだ

注:版下とは デザインされたものを白い紙(ケント紙・アートコート紙等)に
写植文字や図版を貼り 表罫線などを墨入れしてトンボを書き原稿を作る
これを製版しフィルムにして印刷用とする

今日の一枚(版下を組み立てたり 鉛筆で書いてはいけませぬ)

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http://www.e-digigra.com/DI3D_IN.html

2011.11.21

発想の転換

つまずいた問題を

ひとひねりして 考えて見ると

何事も無かったように うまくいくことがある

考えることひとつ 良い方向に考えると

スルスルと糸口が解決してしまう

そんな 『なるほど!』『ふ~ん そうなんだ』

最近 よく気付かされ 

早くに知っていれば と悔しくなる

考え方 見方 ものの捉え方を

固定概念で縛らないで 変えて捉えてみる

豊かな発想で物事に 立ち向かうと

なんと楽しいことばかりなのか…

四角紙面の真面目な考え方を変える

マイナスをプラスに変える

短所を長所と捉えてみる

天邪鬼になってみる

トンチを利かしてみる

遠回りしてみる

頭の中を空っぽにしてみる

今日の一枚(考え方は何通りもある)


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http://www.e-digigra.com/DG24Web/DG24IND_IN.html

2011.11.20

気持ちの持ちよう

陶芸をする日が近づいて

出来上がってくる器がある時は

楽しみになり 気持ちが持てる 

どんな風に焼けているのかな

いつも作るのを計算してる訳ではなく

形にしても 釉薬にしても 絵を描くにしても

その時の気持ちで 今日はこうしよう

成り行きまかせのところが 半分ある

今日は何を作ろうかと 大体の形は考えて行くが

作り始めると 少しずつ気持ちが変わっていく

今までに同じものを作った試しがない

あの器の釉薬の感じが良かったから

同じようにしたいと思っても

同じに出来ないし いつの間にか作るものが変わる

だから 今回はどんな出来かしらと毎回期待する

ほんの少しの楽しみだけど 気持ちが持てることは良い

そして あとひとつ 前日の出来事 

形を作ったまま永い間 置いていた物体がある

土が乾かないように ずーと室に入れていて

気分に任せて 少しづつ作っていた

もうそろそろ しっかり乾かして

今回 持って行って焼いてもらおうと

少し高い棚から 出している途端

斜めになって フタの部分が転げ落ちた

『あっああぁ〜』

スローモーションのように足元に落ちて

フタに付けていた鳥が砕け散った

形を成さない土にもどってしまった

壊れたものを見ていても 元には戻らない

『あ〜あ』

シュー と一気に熱が冷めてしぼんでしまった

出来上がりまで長いこと時間がかかった分

この時の落胆する気持ち 後悔 情けない

その日一日が しぼんだ気持ちになる

この気持ちの持ちようは どこにも置けない 

気持ちの持ちかた ひとつで変わっていく

『形あるものは いつか壊れる』

考え方を柔軟にして 反省材料にして

『つぎいこう 次!』
 

今日の一枚(鉢の出来あがり 使ったほうが映えるかも)


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2011.11.19

ユーザー登録で一考

今月中旬 新しいタイトルを発売したばかりで

すぐに 反応はないけれど ユーザーの声は

いかばかりか 気になるところ…

メールやFAXでユーザー登録してきたカードなどから 

購入者のことが少し分かる

ユーザー登録内容は 住所 連絡先 企業名 担当者 職種

パソコンOS ソフトの種類 購入動機 使えるレベル等 諸々

この登録は 購入素材集を使用する為の使用権を発する為 

そのつぎに 次回の制作に少しでも影響させたい事 

また サポートする場合の資料にもなる

個人情報云々が盛んに広まり 悪用されることで 

登録することを嫌がる人も いることだろうが…

この登録で使用するのは 年に数回 

希望者に新しいニュースを届けるだけで 

なんの問題も起こらないし 流用の心配もない

素材集を作る側は デザイナー 印刷関係 編集者に

対象をしぼって企画制作しているつもりでも

素材集を使う人は 

企業 自営業 主婦 学生 隠居 様々である

パソコンは 若い人だけのものではなく

素材集も 仕事の為だけでなく 

今や誰でも使っている 老若男女ばらばらである

10数年前に 素材を購入してもらった人々は

企業を転職したり 結婚して退職したり

有限から株式になったり 企業から独立したり 

引っ越しで 住所が田舎になったり

仕事人間のユーザーも とうに定年を迎えたりと

今やいろいろである 時は流れていく

購入動機も 仕事だけでなく 公民館の広報やら

学校の案内ものだったり 趣味の編集だったりと…

最近『制作してて良かったなぁ 嬉しいなぁ』と思うことに 

登録カードに記入される年齢が 徐々に上がってきていること

少し前まで 50・60という年齢に 

パソコンを使うなんて『凄いなぁ』と驚嘆してたが

今や当然のごとく 50・60はゾロゾロで 今回は79歳だ 

モクモクと増えている素材集から 選ばれて有り難い

そうなると 益々長いことつきあえる素材集を

考えなければいけない時代になってきた

次の目標は 80代以上のユーザーも

使用してもらえる 素材集をめざそう

今日の一枚(使えると楽しい)

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http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG17.html