あなろぐ＆デジタル創作箱

子どもの頃　マンガ大好き女の子だった

初めて手にしたマンガは　手塚治虫の『鉄腕アトム』

この子供の形をした愛くるしいロボットが　正義の味方　

ジェットエンジンで空を飛び　10万馬力で

大人の悪巧みを暴いて　やっつけるという

爽快で何て面白いのだと　私の心をわしづかみにした　

シリーズではあったけど　1話づつの完結ものだった　

次も待ち通しい　という続きものではなかった

マンガは　ある時期から続きものが多くなり

漫画家のストリー性が長編向きになり

次への購買欲を求める出版社の入れ知恵ではないか　

と今なら　よこしまな気持ちで思うが…

＊

その後　『なかよし』『りぼん』『マーガレット』など

少女向きのマンガが続々と出てきた

貧乏で薄幸の少女や　いじめ抜くライバルの出現と

白馬の王子のようなカッコ良いメルヘンチックなものまで　

漫画家の個性で　内容も多種多彩にあった

楳図かずおの『へび少女』『おろち』のホラーは　強烈で

夜トイレに行けなくなるぐらいの　恐怖を感じた

＊

そのうち　少女マンガのイジイジじめじめが性に合わず

『少年サンデー』『少年マガジン』『少年ジャンプ』の

少年ものを人から借りて　読むようになる　

どのマンガにどの内容が入っているのか　思い出す事も出来ないが

『エイトマン』『鉄人28号』『あしたのジョー』『巨人の星』

『おそ松くん』『伊賀の影丸』『まことちゃん』

『ゲゲゲの鬼太郎』『ハリスの旋風』『天才バカボン』

『ほらふきどんどん』『丸出だめ夫』『男おいどん』

こういうのは　好みにも反映してくるのかと思う

＊

社会に出て　本屋で手にしたのは　単行本

『ドクタースランプ』『じゃりんこチエ』『ブラックジャック』

『ホワッツマイケル』『いじわるばあさん』

植田まさしの『かりあげくん』『コボちゃん』

みつはしちかこの『小さな恋のものがたり』など

シリーズものの単行本で主に　クスっと笑えるものが多い

そして　それら本の行方は子供のバザーと共に去っていった

＊

子供の時分は「マンガは後廻しにして勉強しなさい！」と

たしなめられ　適当にやって隠れて読んでいた　

マンガは自分から切っても切れないものだと

ずーと思っていたが…　　　何てことはない　

気が付いたら　切れていた　

マンガは　劇画やアニメにない良さがある　

昔のマンガは　時間を忘れさせ気持ちを幸福にしてくれた　

そして　漫画家も素敵だった　

＊

＊

今日の一枚

（マンガはロマンあり　テストには現実あり）

♬　 新素材集も　どんどん増殖中！   ♬

そろそろ　おでましのタイミング

背中から　ファスナーは無いけれど

こう毎日暑いと　生きてるもの皆　大変だ

暑いだけなら　影に入れば良いのだが

湿度があるから　息苦しい

知らない間に　身体から水分が飛ぶ

32°Cでも暑いのに38°Cとは　狂ってる

蝉だって厚い鎧は　脱ぎ捨てて

殻から出てきたくもなるってもんだ

＊

アナログ時代のほうが　過ごし易かったのかなぁ

道という道はアスファルトでなく　高いビル群もなく

電気の消費が少なかった　あの頃

容赦ない日照りもあるけど　

今の照り返す痛さは　なかったように思う

30°C上がると『真夏日』だと　夏を実感していた

そして　

そうなるとミンミン　ジイジイ　蝉の風物詩

今年も　にぎやかな季節がやってきた

　♪

　　♪

　　　♪

今日の一枚（かき氷も風物詩）

♬　 新素材集も　どんどん増殖中！   ♬

いまや　癒し系の都道府県のゆるキャラが

幅を利かせ　いろんな場面で出てくる

見た目の可愛いさがないのもあるが　可愛い　

着ぐるみの中に入っている人の　アクションが上手いからか

想像力を組み込まれ　平面的なキャラにも

頬ずりしたくなるような　可愛さがある

『うふっ』と微笑ましいものや　飛びきり明るいキャラや

出来ることなら　何とかしてあげたいような

ダメダメなキャラなど　色々と氾濫している

全国津々浦々　町おこしだけでなく

病院も警察も　イベント会場にも

集団となるところに　定義づけられたように現れ

ゆる～く　癒される　

このキャラクターにより　団体の性質を

説明したり主張したりする　役割がある　

＊

キャラクターたちは

マンガの主人公や　テレビの正義の使者となり

子どもたちに夢を与え　お友達になり

いつも身近にいるように　ワッペンになったりする

カバンや靴に付いてると　お気に入りとなり

大事にしたり　自慢したり　自分の一部となる

＊

そして

不景気つづきの　大人社会にとって

国を頼る術を待つより　自力で立ち上がるべく

町おこし　と言うキャラクターを生み出している

地域産業に関わるものを　全面に取り上げ

特徴のあるモノづくりに　余念がない

少し前までは　そう激しく動きを感じなかったが

ここにきて　民衆の力強いパワーが　うごめいている

本来あるべき姿は　自ずから動き出すこと

そのお役に寄り添うのが　愛すべきキャラクター

＊

＊

今日の一枚

　　（♪キャラクター素材で　お手伝い）

上記2点のイラストは　

【DIGIGRA PICTURE 18/Comicalだね・動物たち】

 デジグラピクチャ 18 / コミカルだね・どうぶつたち

♬　詳細はこちらから閲覧できます 　♬

＊

スーパーの食品売り場で　スイカが出始めた

初物として　ずらり六つ切りが並ぶ

まだ丸玉のままは　時期尚早なのだか

確実に夏が　すぐそこまでやってきた

赤いスイカを見るたびに　父を思う

＊

小学生の頃　夏の田舎暮らし

クーラーもない　団扇と蚊帳の生活

蝉の鳴く音と　カエルの声が追い打ちをかける

暑くて　汗で髪がぬれネズミのようで

夏休みの宿題をして　過ごす毎日

期待している訳でもないが

街の中心とか　遊園地とか　

どこかに連れて行ってくれるでもなく

まいにち　毎日　暑い日を過ごす

たまに　田んぼの近くの川で水遊び

ボチャボチャ　唯一冷たいひととき　

父は休みのない仕事で　朝から夕方まで

汗をかきかき　仕事をこなしていたので

子ども心に　最初から行楽など

期待してはいなかった　…　

ある夕方　

父が　家から少し離れた崖下の方から　

両手で大きなスイカを抱えて　上がってきた

『わぁ～　すごい！』目がランランしてきた

まな板の上で　ぱっくり切られ　

くし形にされたスイカを　『ほ〜れ』

冷や冷やの　あまく涼しい味だった

それは　大っきな　おいし～い　つめた～い

本で見るスイカのイメージ　そのままだったが…

成長するに従って　店の赤いスイカを見ると思い出す

多忙な父が　仕事の合間にスイカの丸玉を買ってきて　

他所の井戸で　冷やしてくれたのだった

そんな気持ちなど　知らない子どもは　

万遍の笑顔で　スイカをかぶった

『おいしいか』　父が笑う

＊

＊

今日の一枚（おいしいね）

モノを贈る　モノを上げる　お裾分けする

自分がモノを贈る場合

記念日だとか　沢山あるから　お礼の気持ちで

善かれと思って　自分の都合でモノを渡す

自分が好きな物だから　気にいるに違いない　

自分が選んだ物だから　相手も喜んでくれる　と

勝手に思い込み　強制的に渡してしまう

それが本当に　相手と共通するモノなら　

喜んだ顔をみて言葉を聞いて　自分も嬉しい

そこで　納得する　解決済となる

反対の身になって考えてみる

モノを頂く　モノを受け取る　分けてくれる

相手からモノを頂く場合

サプライズプレゼントだったり　お礼のお返しだったり

余分にあるからくれたんだな　と　相手が気持ちで渡してくる

私が喜ぶだろう　と相手は思い込んでいる

笑顔で手渡されると　受け取ってしまう

ここで　いりません　というと角が立つ

この場で　拒否反応は以ての外　論外に近い

相手との距離を　必要以上に離してしまう

しかし　

不必要　要らないものはいらないのに　

付き合い面倒だなぁと　思うか

要る物　要らない物だけに　分けていいものだろうか　

その人との付き合いも分別されることになりはしないか

相手との　今後の事を考えないでいいのなら

無駄になる前に　はっきりと断ってもいいのだけど

断りが言える人が　最終的にモノを粗末にしないのか

やはり　人として難しい

この場面で　悩んでる人多くない？

＊

＊

今日の一枚

（本当にいりませんから　本当に…）

　　欲しいものは  距離感です　

上のイラストは

【デジグラピクチャ 18 / Comicaiだね・動物たち】

♬　 新素材集も　どんどん増殖中！   ♬