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2017.11.20

本の値段

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メールで『 126円振り込みます 』と伝えられた

初めて古本屋に50冊売った価格がたったその数字だ 

『 うわ~  安~い 』

 『 返してもらった方がいいよ 』

『 後の処分は任せるように手続きしたから 』

 『 もったいないな~ 』

『 どうせ  もう見ないのだから 』

 『 ぼったくりじゃ 』

『 商売はそんなもんよ 』

 『 腑に落ちん 』というような顔を相方がした

自分の持っている本の価値が商売の価格で表すと

『 126円 』とは安いものだ

送料と振込手数料を引かれた値段だ

自分たちにとって仕事に生活に趣味に自己啓発に

とても力となった指南書のような本が

価値のつかない本とは・・無用本は違うのに

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自分の必要とした本を売る行為自体が

本に別れを告げているのだから手放すのに

誰かにまた利用してもらうのならそういう人に

譲れば良い 欲を出して売ろうとするから

こういう気分をしてしまうのだ

初めてのことはいつも何かしら勉強になる

一度何事も経験すると失敗から学び

次に少し利口になり気分を害すこともなくなる

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考えてみれば行動する前に割り切って

こういうものだと尺度を持っていれば

いいだけの話であり  引きずるのはよくない

まぁ何かの事故にあったと思えば諦めもつく

昔から本は情報源のもとであり大事に扱うと

いう信念からカバーなどは極力汚さないで

折りもつけないように気をつけていたが

見るのは私一人ではないのである・・・

しかし 安いなぁ (ミレンタラタラ・・) 

活字離れしている産業には厳しいのかもしれない

新刊や40~50年以上昔の本や初版本にマニアックな本でないと

今や古本屋には魅力がないのだ 商売だもん・・

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『 あと20年したら売れるかも・しれません 』と

古本屋さんに言われた 。。。

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【 インテリア 切り絵風 】

ホワイトスペースにワンポイントとなるイラストです

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