葉月カレンダー（本の話）
温度計が朝から30度を越す
暑い日は何をやる気も起こらない
でも何もしないで終わる１日は後悔しか残らない
いくらテレビでCARPの勝負試合を見ても
１日のうちに仕事や家事以外に用事をしなければ
時間を無駄に過ごし 何か忘れてるようで・・
目先にあるモノを見渡すと本棚が目に入った
まずは身の回りのたくさんある本を整理しようかな
集合させると・なんと本屋でもないのにこんなにあるものだ
学生の頃は辞書と僅かな名作文庫本しかなかった
大方は図書館で借りたり友達に見せてもらったり
社会人になると少しづつ自己啓発の本や趣味の本が
増えていった また通勤の合間や昼の休憩時間に
読むために文庫本もバッグの忍び込ませた
ミステリー小説や恋愛小説に詩集にベストセラーの本
学生時には買えなかった百科事典もローンで買った
それから業種がデザインになってからは もっと増えていく
フォントの本 レタリングの本 レイアウトの本 イラスト本
カラーコーディネートの本 広告の本 企画編集の本
印刷に関わる本 先人たちの歩んだ本 和洋美術誌
コピー年鑑 グラフィックデザイン年鑑 プロダクション年鑑
パッケージデザイン シンボル・ロゴ・タイポス 写真
チラシ・ポスター・カタログ・ 新聞・カード・ラベルの本
職業柄で多岐にわたる健康・料理・手芸・スポーツ・動植物
飲食店 旅行 地図 歴史 病気 歳時記の本
会社を作れば経理・税金の本 人を雇えば社員用の本
パソコンが導入されると基本となるマニュアル本から
アプリケーションソフト類の様々な本 スクリプトの本
パソコン関係の週刊誌に月刊誌 発想などのアイデアの本
消費者行動を知るために精神・心理・トリックから営業販促
子供ができた時は赤ちゃん本や事典でそこから学んだ
成長の記録・病気・離乳食や童話に絵本・・
何か事が起きる時は全て本に頼ることとなった
本を読んで 身に入れて 咀嚼して 吐き出す
たまにストレスを発散させたり 料理の指南役もした
健康な体の維持や生きる糧となる言葉もあった
＊
昔に 本は大事な情報源で人を助けると教わった
情報は新聞・ラジオ・テレビ・本・人の教えだった時代
枕にして眠ることもなく 足蹴にすることもなく
自分の世界に入り込める唯一の時間であり
大切な自分の本だから 処分することはなかった
今や他の人に比べると見事なほど山になっている
それにしてもこれだけの本の内容が私の中に
ぎっしり入っているのか疑問である
空といえばカラのような気もする
情報が必要になれば 入ってきて
必要無くなれば 直ぐに出ていき
今まで捨てる必要を感じなかったのだが
もうそろそろお世話になった本たちを手放す時が来た
手始めに長年愛読していた【 家庭画報 】から始めた
1冊1500gある重さの本がずらり・・
梱包してエコの紙類を受け取ってくれる無人店に
相撲取り一人分ぐらい持っていく この重さで金額100円の価値
自分にとって情報の宝庫でも 他人にとっては
ただのゴミ・・・だということを肝に銘じて
コツコツ片付けて本棚をすっきりさせようと思う
・・・・ 今日この頃
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★読んで頂き有り難うございます。★
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