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2013.08.07

町起こしの案山子たち

休日 ドライブがてら【スパ羅漢】ラドン温泉に ー 

温泉の場所に行くまでに 1時間かかる

ぐんぐん目的地に向かって チョロQの4WDは走る

風景は車の行き来のみ 群れをなして進んで行く 

少し行くと 川沿いにキャンプのテントが並び

バーベキューをしているグループが多い

川遊びの子供たちが 夏休みを満喫している

遠く流れゆく情景を見ながら しばし思いにふける

こういうのが 私の好きなドライブ日和

広島市から遠のくにつれ 町はまばらになり

山道に入り 町に入りの繰り返し 人影は余り見えない

青い田んぼには出穂が波をうち まだ垂れる程ではないが

この青さが 田舎の空気を清々しいものに見せてくれる 

閑静な2~3階立ての町並みや 川に沿った農家は

一段と空を大きく見せ 広々とした開放感がある

『おっ 人影が 村人発見!』

お店の前で沢山の子供たちが椅子に座って

賑やかに 二重焼きを食べている

『後で寄ってみよう』

取り敢えず 温泉に向かう

*

温泉は 人が少なくゆっくりと入る事が出来た

サウナや打たせ湯・ジャグジー・露天風呂もあり

2階に和室の広い休憩室も用意されていた

唯一 アブもいてぶ~んと 親しげに飛んでくる

それで蠅たたきがぶら下がっていた事に 納得

裸で追い回すのは 何ともおかしな図だ

 しないけど…

*

帰りの道すがら さっき見たお店に寄って帰ろう

『じぇ じぇ~』とは言わないが

子供たちは みんなもの言わぬ案山子たち

微笑ましい ベンチに腰掛けて よく出来ている

お店をのぞく 駄菓子屋さんなのかな 

お爺さんが店じまいをしている最中

『もう終わりですか?』

『二重焼きは 終わったんじゃが…』

店先に むかし懐かしいお煎餅やかりん糖が並んでいた

『こちらを売ってもらえますか』

にこにこと柔和なお婆さんと 話する

二重焼がお店の一番の売りらしい

『温泉に寄る前に来れば良かったんだけど…』

お爺さんが奥から

『すぐ食べれん冷凍じゃけど 持っていきんさい』

と二重焼の袋を ぐぃと手渡してくれた

お年寄り夫婦で営む このお店で

なんとも 思い出となるお土産まで頂いた

*

案山子は 今や町起こしの一環で

よく見ると至る所に 人ならず案山子がお出ましだった

いろんなポーズで 喜怒哀楽の顔で和ましてくれる

町を大切にしている人たちと 

人々の手で作られた案山子が 通りすがりの人とを繋ぐ  

町の自慢の 案山子たち  

今日の一枚(田んぼの案山子は 雀が相手)



H250807

上のイラストは

【Digigra Picture EP 5 / 季節いろいろ3月〜11月】より抜粋

 デジグラ ピクチャ イーピー

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