もの想う秋
いつの頃から
よく空を見上げるようになったのだろうか
女心と秋の空 という言葉があるように
秋の空は 毎日異なる雲模様だ
晴れたり 曇ったり コロコロ変わる
真っ青で澄み切った 雲ひとつ無い時もあり
ポッカリとひとつ 大きな雲の時もあり
イワシのように 群れている時もあり
水彩画のように スーッと筆で色を撫でた時もあり
ひつじの毛のように ムクムクと
まるで羊の群れが空を飛んでいる時もある
台風で稲光や竜巻の自然界が暴れるときも…
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この空を見上げると
誰かが 同じ空を見てる
嬉しい時も 悲しい時も
時を同じくして 共通の同じ空を見る
地球や宇宙に続く 青い澄み切った空を見上げ
感嘆の声を上げ または心の中でつぶやき
ぽつりぽつりと それを共有して
日々を過ごしている
朝の清々しい空も
夕方の真っ赤に燃える空も
世界中のみんなに 分け隔てなく
平等に与えてくれる
*
涙がこぼれないように 空を見上げる
人生屈折しそうな時も 空を見て
色んな切り口があるのだよ と
教えてもらおう
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今日の一枚 (♪ ソ ラ シ ド ♬)
ひろしまの そらより
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