テレビの変遷
昔は子供の娯楽が少なく 外で遊ぶ分には
ボール投げやチャンバラ かくれんぼ ゴム跳び
石蹴り 馬乗り パッチン ビー玉 ままごとがあるが
夕方 家に帰ると何もない
漫画の本も貸本で繰り返し 繰り返し読む
今のようにアニメ本があふれていない
白黒テレビが出ても 高価であり
どこの家でも買えるという事はなく…
時代の流れと共に 一家に一台となっていく
大事な家宝だから チャンネル権は大黒柱
画面に厚手の布が掛けられ
見る時だけ布カバーを上げていたが
段々と それもしなくなる
高度成長の最中 東京オリンピックがあり
小学校の教室にもテレビが置かれ 中継を見る
その頃に カラーテレビも普及してきた
番組も 白黒の想像で見ていた世界から
カラーの番組になり こんな色をしていたのか
『お相撲さんのまわしの色 いろいろ』
という 色ありきが当たり前になり
番組も増え チャンネルもくるくる廻す
ボタンをカチカチと廻しすぎ ボタンが取れる
番組を変えたいから その下の金属の芯を力づくで廻す
学校から帰って 早くテレビを見たいけど
スイッチを入れて見るまで時間がかかる
テレビ前に正座して 始まると手をたたく
あの頃 みんなテレビっ子になっていたんだ
学校に行けば 昨日見たテレビの話題で盛り上がり
大人の番組や歌番組の時間の遅いのは
見てないものは 聞き役に徹していた
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アンテナが屋根に数種類つき 丸いのが増え
音声多重放送 ビデオテープのVHSとベータ
テレビ画面が綺麗になり ワイドになり
ハイビジョンになり 薄型になる
アナログからデジタルに移行
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移り変わって今 テレビ離れが起きている
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今日の一枚(長寿番組の水戸黄門も 渡る世間も )
ファミリー生活イラスト有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DG17_18Web/DG17IND_IN.html