みんなで走れば つらくない…
11月3日は 毎年広島で行なわれる行事
『ひろしま国際平和マラソン』がある
こういう市民参加型のマラソンが 各地に広がりを
参加して楽しむ人が多くなった
参加したくても 参加出来ない抽選のマラソンまであり
どれだけ 皆走りたがっているのだ?
この功績は やはりマラソンランナーとして
オリンピックでメダルをとれるところまで
辿りついた選手の方々の影響が大きい
走ることが どれだけ苦しくて つらくて
自分との戦いなのか…
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子供の頃 学校で冬になると
全校でマラソン大会と称して
校庭から出て 町中を走り回って
早い順から帰ってくる競争があった
早く校庭に入ると 人より早く休める
遅くなると長い時間 走らなければならない
途中で走るのをやめたり 歩いたりすると
その分ゴールまで遠くなり 順番が遅くなる
走り終えた後は 気分も『やっと終わった』と
すがすがしいのだが 何せ自分との戦いではある
随分と辛い気持ちでマラソンの日を迎えていた
苦しくて 辛い気持ちのほうが勝っていた…
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今は そういう嫌な気持ちより
走り終えた自分を想像して ひとつ山超し
ひとまわり大きくなった自分がいる
走る間も 沢山の人と辛さを共有して
乗り越えられるのだろう
とにかく 走り終えた後の爽快感は
何にも換られない 自分へのご褒美だ
この苦しさを乗り越えられるのだから
どんな場合も 自分との戦いだ と
そういうふうに 先のことを考えて
この冬も日本中のどこかで 皆走っている
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今日の一枚(最近 走ってないなァ)