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2011年10月

2011.10.11

食欲の秋といえば 秋刀魚と新米

安く買った時の秋刀魚が冷凍されていたので

今日の夕食は さんまを焼こう

冷凍庫内から 出して冷蔵庫に移しとく

食欲の秋といっても 若い時ほど食欲は湧かない

美味しいものが 少し口に入れれば満足する 

という歳になった 

お腹いっぱい食べていれば 満足してたのが

そうでなくなったのは 何歳の頃からだったのか

食べ放題 飲み放題など 何の魅力も感じなくなり

元をとらなければなんて 卑しい気持ちで

がっつく様は事は 無くなったように思うが…

でもやっぱり 安い方が嬉しいのであり

その証拠に スーパーで特価や目玉商品時を見計らって

その時食べなくても 冷凍出来るものは購入する

先日 安価な30cmの立派な秋刀魚に出会った

即 購入して新鮮なうちに冷凍庫へ直行

そして 一匹ずつ今日の夕食の献立になる

相方が急に『土鍋でご飯が食べてみたい』という

あまり食べる事に希望をいう人でなく

いつもは 献立に困って

『今日はなにか食べたい?』 『別に何でもええ』

という素っ気ない返事ばかりだから 以外だった

本人は 自分で昼に直ぐ炊きたがったが

今じぶん 昼食したばかりなので 『今食べてみたい』

という気持ちを夕方まで延ばしてもらう

『昼食前に思いついてくれたらいいのになぁ』

相方は 夕方には気持ちが覚めてしまったのか

炊く行動に移らないので 私が炊く事に…

こういうご希望の言葉があると 何とかしなければ

しかし ご飯を炊く為に土鍋なんて使ったことがなく

失敗しないのかどうか 土鍋に少しひびが入っているし

割れてしまわないか いらぬ考えで

プレッシャーが起きる

『はじめ ちょろちょろ なかパッパ 

  じゅうじゅう吹いたら 火をひいて

   赤子泣いても ふたとるな

 最後にワラを一握り 

    パッと燃え立ちゃ 出来上がり』

という言葉に沿って 炊いてみた 

ふたは何度も少し開けて見た そうしないと心配で心配で 

昔の言葉は 生きていると実感したほどの上出来!

今日の夕食は 焼きたての秋刀魚に

大根おろしと カボスを添えて

あつあつで つやつやの 土鍋ご飯 

美味しいものを食すると 大げさかもしれないが

単純に 至福を感じてしまう

主役は甲乙つけがたい この2品に決定!


今日の一枚(昔からの定番だけど)


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http://www.e-digigra.com/title_page/NEOKIRIE_index.html

2011.10.10

マウスでクリック!

むかし パソコン教室で若い講師が年配の生徒に

『モニターのカーソルに合わせて マウスをクリックして下さい』

『先生 出来ません 動きません…』

年配生徒は 実際にモニター画面のカーソルにマウスをあてて

悪銭苦闘して まじめに戦っていた

という 笑い話があるが 

とても初めてのことばかりだと やりかねなかった私

しかし 笑われなかったことはMacintoshの前に

MS-DOSのコンピュータを いち早く導入していたからだ

このコンピュータは主に経理などの計算が主流で 

イラストが描けるという芸当は 出来るのだが

線を描くとドットの表示表現であり スムーズでなく苦手のようだった

喫茶店のテーブルがゲーム機になっていて

インベーダゲームをしていたあの画面表示と同じ

だからといって コンピュータに違和感はなかった

ゲームの仕事もあり イラストがドットでの表示は

そういう物だろうと何となく思っていた

それでも なんとかデザインの中でも使えないか

試行錯誤したが 思うような答えは得られずじまい

そうは言っても 高い買い物だから

それなら経理に生かそうと努力はした のだが …

コンピュータを導入して  しばらくはそのまま頓挫していたが

MS-DOSのパソコンに新たなパソコンが対抗してきた

そのパソコンが Macintoshという名で登場してきたのだ

その前の段階でコンピュータの免疫が出来ていたから 

何となくスムーズに受け入れられた

パソコンに指令を出すのは キーボードボタンでなく 基本はマウス

マウスというネーミングは いかにもジョークの好きなアメリカらしい

日本ならどんなネーミングだっただろうか 

マウスをクリックしながら作業が進んでいくのは

とても画期的で どんどんと扉をあけていくワクワク感に似ている

社会人として 落ち着いて仕事が出来ているのに

今更ながら新しい事に挑戦し 勉強して試して行くのは

自分で何か開拓していく気分だった…

イラスト表現がスムーズで綺麗に描けるソフトもあり

以前のように手放すこともなく 常に尻尾のついたマウスを捕まえていた

あの頃のリフレッシュした自分に戻って もう一度クリック! 


今日の一枚(クリックひとつで検索も)

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http://www.e-digigra.com/DIGI3_IN.html

2011.10.09

貴方はWindowsそれともMacintosh?

アップルのスティーブ・ジョブズが死去した

とても若くして パソコンを私たちの前に登場させた

デザインの手仕事から パソコンに移行するのを

速めさせた人というと語弊があるかもしれないが…

コンピュータを違う角度から作り上げ

DTPに添ったデザインが出来易いような環境のパソコンを

提供した貢献人が アップル社の代表者スティーブ・ジョブズ氏

デザインをする人は すべてMacintoshと決まっていたし

仕事をする時にアプリケーションソフトもすべて

Macintosh内の事として話してた が

パソコン自体の価格はWindowsの方が安値で

日本ではこちらの方が一般に浸透している

デザインの仕事をWindowsでする人も出てきて 

ソフトも操作方法もMacintoshと異なり

互換性がなかったので 詳しくは知らない

パソコンの話になり 印刷などのやり取りの中で

『Macintoshなの?』と聞いたりした

Windowsなら 話はそこで途切れていた

パソコンのことを覚えるだけでも大変なのに

使うソフト操作も覚え 仕事に入れ込んで

いかなければいけないのに とても他の機種までは…

それでも両方の機種で仕事する人は増え

素材集を制作するようになると 

どちらも使えるように しなくてはならない

2枚のCD-ROMではコストも掛かるので

ハイブリッド版を作った

作業はもちろんMacintosで制作し

Windowsで使えるようにファイルを変換して確認していく

当時は 本当に不便で 時間も掛かった

今はハイブリッド版とかファイルの種類もあまり

悩まむことなく どんどん便利になっている

使うことに不便を感じると 不便を感じないものが

次々と現れて 次世代を築いていく

人の考えるものは 果てしなく何処までいくのだろうか…

今日の一枚(アップルといえばビートルズ…)

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http://www.e-digigra.com/DIGI3_IN.html

2011.10.08

サービス過剰から何を産む?

日本の社会は 何処をとってもサービス精神に満ちている

デパートにいくと 笑顔の受付嬢とエレベータガールがいるし

スーパーには どこのコーナーにも試食があり

どこぞの子供が走りまわって買わない試食をする

最近は 24時間オープンしてるお店もあり

買い忘れしても 心配ない 我慢もない

JRの構内には 丁寧に丁寧に案内をしている

ブティックでは一歩足を入れると にこやかな笑顔で

『今日は何をお探しでしょうか?』近寄ってくる

食べ物を注文しても 『飲み物は宜しかったでしょうか』

食べたい物だけ頼んでいるのに 追加のいらないものまで聞いてくる

お店の棚から品にさわり落としても まず『大丈夫ですか?』とくる

感じの悪いお客でも それ相応に接しない 嫌なお客こそ丁寧に扱う

クレームなどあると 口コミされないように

平謝りで 相手の満足以上の処理に徹する

お客に対して サービス精神が旺盛なほど

その会社の商売が上手く回っていると 勘違いする

お客と売り手の関係の上下関係をつくり

買い手にいい気分にさせて 利用し購入させる

まず会社の運営が悪くなると社員教育として

一般常識以外の心得として営業教育を受けさせる

間違っていないかしら?

お客は気分良く買い物したいが 一般常識は心得ているし

必要以上のサービスは 鬱陶しい

必要以上のサービスをされると 勘違いしてそれが当たり前となる

『私はお客よ!』と気分を傲慢にさせる

初めからダメな客は その待遇を余計に増長しかねない

売り手と買い手は 同じ対等の立場で取引をしないと

段々と媚を売る商売になるのでは…

しっかりとゆるぎない仕事をしているのなら

少し売上が落ちたからといってサービスに頼らない

今は そういうサービスの過度期になるのかも…

それでも 購入してくれるお客様は 神様のようですが

今日の一枚(口コミの威力)

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http://www.e-digigra.com/DI3D_IN.html

2011.10.07

セピア色の食卓に彩りを

最近 食卓のにぎわいが大人しくなっている

良く言えば 地味な落ち着く色合い

悪く言えば もうひとつ派手さが足りない 

料理を作るとき 一応栄養のバランスを考え

一回の食事に13~15種類のものを摂るようにしている

と言うと聞こえがいいが 

ネギも少量のしらす干も 数に入れた上での話

口にするのが どんどんと和食に寄ってきている

洋食や中華なども料理するが 何となく

なんちゃって和食っぽいものになる

スパゲティも 青菜を加え醤油を少し垂らして

大根おろしをのせて おとなしい感じになる

その方が美味しく好きなのだ

中華も肉より野菜が主役で 玉子も醤油に漬け込んで

地味目な料理になってしまう 中華のギラギラとした派手さはない

基本的に野菜と魚がメインで揚げ物が少ない

塩を少なめにするか 入れない料理にすると

醤油と香辛料を使い うす茶色い料理に変身してしまう

醤油を使うといっても 素材の味を生かすので

薄味にはなっているのだが 気が付くと今日も茶色っぽい

五目ご飯に お味噌汁 納豆 焼き魚 茄子の煮浸し 玉ねぎスライスサラダ

ほーら やっぱりセピヤだわ 

だから 少しでも色合いをもたらすために 

トマトやブロッコリーなど緑葉色をちょっぴり添えることになる

そうすると 13〜15種類の素材を食するのだ  

そしてお口直しに ヨーグルトをかけたフルーツを少し…食べ過ぎ…? 

若い頃から比べると 

なんと食生活が変わってきたのだろうか

健康の為に そうしようと決めたわけではないのに 

自然と和食の方に 日本食の方にと…

味噌 醤油 酢 わさび 海苔 納豆 豆腐 乾物もの

外国でも 日本料理が注目をあびて久しいが

本当に身体に良いものは 色は控えめなのでは…

『食卓に色がない』と言われそうだが これでいい

あとは 家族のにぎわいがあれば…

今日の一枚(円卓を囲んで)


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http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG19.html