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2011.08.03

めだかの老衰

20数年前から 水槽に魚を飼っていた

どこの家庭とも同じように 

初めは金魚で 夏まつりの夜店

沢山すくい過ぎて 保管する水槽がなく

間に合わせで 

プラスチックの箱に入れていた

次の朝 酸素不足で多くは 天国へ 


こうなると ちゃんと水槽が必要だと

餌やら水温計やポンプ等用意する 準備万端

ポンプをつけると 手の平サイズに大きく育ち 

水槽からジャンプする 威勢の良いのもいて 

室内で暴れることもあった 

かわいい2世 3世が育ち

一時は大家族になっていた が

子供の成長と共に 金魚もいなくなった


水槽だけがポツンと残り 

今度は自然な手のかからない メダカに変えた

やはり 祭で見つけ 威勢のいい子をさがし 

身元引受人となり 世話をする 

黒メダカ 赤メダカ 白メダカ ダルマと

国際色豊かに…


何匹か親になり やはり2世 3世と増えていき

春 夏 秋 冬と時を繰り返すうちに

いつの間にか数が少なくなった


1匹になって この春を迎えた

毎日続く地震報道や熱中症等と 

気を取られているうちに

気がつくと 水槽の底に沈んでいた

なくなったのは 3年前に買ってきた 

松江の宍道湖のメダカだった


もう 飼うまいとは思ったのだが

懲りずに お店にメダカを見にいった

なくなったメダカの事を説明していると

店員さん 『それは 老衰ですね』 のひとこと

メダカは生きても1~2年だそうだ


3年以上頑張ったのか 

背骨が曲がって 泳いでいたもの 

人間も長生きしている 時代だものね 

今日の一枚

H2383
【DigigraPicture7より】

http://www.e-digigra.com/DIGIG_IN.html