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2011.08.30

雁木のある風景

蝉の声が弱々しくなり 力尽きた姿も見られる

空が一段と 青青して 形のよい雲が流れる

どこから来る 青さなのだろうか

青くどこまでも 青く澄んでいる

遠くの山々の緑も くっきりと絵筆を動かしたように

絵画のごとく彩って 感動させている

残暑はあるものの 暑い夏が少し遠のいて

時に 涼しい風が吹いている

台風のお陰かもしれないが 初秋を感じる

ああ やっぱり そうだ

赤蜻蛉が舞っている よく見ると あそこにも 

ここにも どんどん増えているようだ

こういう風景 良いな 

平和だなぁと 感じることを たまたま 

広島平和公園の中を 歩いてて感じた

なんだか 出来過ぎのような感が…

散歩がてら ウォーキングがてら

よく平和公園の周りを歩く

健康には もちろん良いのだけれど

風景がなによりも素敵で 歩くのにもってこいなのだ

広島は川が多く 橋もあちこちと架けられている

さざ波できらめく川面を横目に 橋をわたり 

川辺を歩く 川辺には様々な木陰があり

爽やかな風の匂いと カサカサと音をたてる葉の合唱

ここまでは 川があれば どこでもある風景

川の横に 点々と造られた雁木がみえる

階段状にあり それがいろんな形で表現されている

何種類あるだろうか 横についているのも

正面のものも 幅広いもの 左右に別れているもの

隠れたように造られたもの

昔は 川と共存した生活の一部である雁木

川の満ち引きが 朝夕と激しいから 

舟からの昇降用に つくられたものだ

今は あまり使われていないが

この風景が 過去と未来をつなげている

落ち着いた いい風景である

今日の一枚

H23830_3
横川方面より天満川

http://www.e-digigra.com/index2.html