日々つれづれ Feed

2012.03.12

ある公園風景

娘が小さい頃は 近くに公園がなく

少し遠出して 公園に行っていた

マンションから見える

高台の上に その公園はあり 

乳母車を押して 坂道を上がり 

やっと公園の入り口にたどり着く

だだっ広い公園の隅に ブランコがあり

ベンチがあるが 他に遊具は鉄棒しかなかった

昼間の中 人は誰もいない

新興住宅なので 共働きが多く

お年寄りが留守を預かるぐらいだが

そのお年寄りの姿も見えない

若い造成地のニュータウン

その町を引っ越して 市内に入る

近くに公園はない が

県営住宅には小さいが公園があった

砂場とブランコと鉄棒

やはり 誰もいないので 

娘とふたりで 砂場で遊び ブランコをする

視線を感じて その方を見る

建物の影から 人見ているが そばには来ない

よそ者が入って来てると

いうような目で 見られて

そそくさと出て行った

それからは 働いていることもあり

公園に行くことは 無くなった

散歩をしていると 公園がある

昔より 楽しそうな遊具があるが

やはり 遊んでる子供を見かけない

時間帯もあるのかな 

子供が少ないのかしら

最近のお母さんが忙しく

公園の利用が出来ないのかな…


今日の一枚(こどもの心に残るような 公園の顔)

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H2403122_2

子供イラスト有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DG17_18Web/DG17IND_IN.html

2012.03.09

ネジを巻く日

お雛祭りが過ぎると

3月も ようやく春らしくなり

なんとなく 街の様子も色がほんのり

明るくなったように 思える

温かい気配を感じると 服装が冬から春らしく

上着の色が 変化しているのだろう

最近のお雛祭りの行事は 

スーパーで扱う食品でしか 分からない

子供の行事が 美味しい食べ物ありきで

詳しい言い伝えも 今は何も… ただただ

子供が元気で育ちさえあれば それで良い

そして 子供を主役にして

美味しい食卓を家族で囲んで

昔からの歌のひとつを 口ずさんで

祝えば それで良し

子供も 思い出として残るだろう

ひとつ付け加えれば 子供の主役もここまで

いつまでも 行事以外で主役をさせない

子供の行事があれば 待ちどうしくなり

家族で祝ってもらえる日 

主役が出来る日 ということになる

うちにも お雛様がある

大きなガラスケース入りの立派なお雛様を

娘が3歳頃に 祖母が贈ってくれた

三段飾りで 綺麗なお顔の内裏雛がおり

調度品など揃い 上品な作りである

2月から出しては 和室の一番見える壁側に

ど〜んと 置いていた

オルゴールがついていて

【うれしいひな祭り】を奏でる

毎年まいとし その音色を繰り返して聞く

娘は その音色を聞きたいが為に

一生懸命に オルゴールのネジを巻く

何回も何回も ネジを巻く 

巻いて 巻いて

とうとう 切れてしまった

中でくるくると 

切れたままのオルゴールが 空回りして廻る

一度 中を点検してみないと…

言いながら 今に至っている

仕事に託つけて 娘の聞きたかった音色を

いつの日か 閉ざしてしまった

今 お雛様は押し入れの奥深く 眠っている


いつかは またネジが巻けるようにして

修理しておかなければ

あの音色は 聞こえてこない

今日の一枚(いま 娘は何のネジを巻く?)

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季節行事いろいろイラスト有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/EP_Webdata/EPindex.html

2012.03.08

目の老化? 疲れ?

夜 仕事が終わり

シャッターを降ろそうと 外に出た

夜空を見上げると 『まぁ綺麗な月だこと』

明るく輝いて キラキラしてる

この月も そろそろ 人の足跡が多くなるのかな

ロマンチックなままで 良いのに

人は 何故究明して そこまで行ってしまうのか

解らないことを 知りたい気持ちは

自分でも 分からなくもないが

侵してはいけない 領域の中に

月はないの? 

見渡す限りの 宇宙の星の数々も

いつかは 近くになってくるのだろうか

夜空を見れば キラキラと 大きく光る星や

見据えると 小さく たくさんの星が見え

一段と 綺麗な月は やはり眺めるだけで・・・

『えっ 月が二つ並んでる?』

『???』

『!!!』

よーく みて見る 

錯覚? 私の目の疲れ?  

二重に見えていた星と月

急いで メガネを交換してみると

『ほっ』安心した

ただ 遠くを見るには 度数が合ってなく

近視で見ているのと 同じ状態だった

・  

今日の一枚(冬の星座は 広島ロマンチカ)


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星座も天気記号も有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DIGI3_IN.html

2012.03.07

春一番がやって来たら…

午後 強い風が吹いた ヒューウー ヒューウー と 最後の【ウー】という部分に力を込めて さーぁと 流れる短い風でなく 逞しい力の入った『私が春一番ですぞ』と 言わんばかりの 堂々と春の到来 ぼつぼつと 梅が開らきはじめる頃かしら 雨が上がり 気温も上がって過ごしやすかった 人が道を訪ねて来て 外に出た 仕事中は あまり用が無いと外に出ない為 外の様子は 窓越し ドア越しである 太陽の光や 雪の降るのも パソコンしながら 感じていた 外に出て 少ない言葉を掛けて そそくさと 中に入る パソコン前に座わり 仕事のつづき 泣いてもいないのに 鼻がぐずぐずする 今日は温かいと思い 一枚服を脱いだから 少し寒くなったのだろうか… 『あっ』 と 声がでた 『来たな』 とうとう私のところに    今年も来てくれた ・ 春一番 と 花粉飛来の一報 ・ ・ 今日の一枚(早目の心がけが 大切) H240307 コミュニケーションイラスト有り〼 ↓ http://www.e-digigra.com/DG17_18Web/DG18IND_IN.html

2012.03.05

苔のむすまで

相方は 苔の緑色が好きで

苔玉作りや 苔を植えたりして 鉢で育てている

種類も豊富にあるらしく

鉢に入っている苔も 色んな種類がある

苔を手に入れる方法は 

大半は 大工センターに売っているが

あれは 緑色が物足りないようで

たまにある 草花植木祭のようなものに

顔を出し 手頃な苔を探している  

苔も知れば知るほど 奥深く といっても

知る端から 何年かすると枯れてきて

自信を無くし 知識が活かされてない

『この苔 もうダメかも知れん』

『大丈夫よ 季節の変わり目で 今は寝てるのよ』と

黒くなっても 放かすのはもったいない私は言う

ドライブがてら 山の奥の方に行くと

歩く道すがら 苔があちこち生えている

その地で イキイキと苔が光っている

目が すぐにそっちに奪われる

風景や空の青さより 苔が気になるようで

きれいな苔だなぁ と目が言っている

急に 手が伸びる

『いけん いけん 取っては』と私

『少しだけ』

広島は 奥に行くと山深いところが多く 

ただ通りすぎる 道だけの場所もあり

『まぁ いいか』と 心で言い訳する

苔も長い事かけて その地で育って来たのに

簡単に 他所の場所に移されたら 戸惑うだろう

『ちゃんと 大事に育てるからね』

小さく禿げた跡に 申し訳ないと言いつつ…

苔のむすまで と君が代で歌っているが

苔がむすとは どれぐらいで成長するのかしら

苔を ちょうだいした穴は いつ戻るのかしら

苔の穴が埋まるまで 気にしつつ 

苔を愛でている

今日の一枚(落ち着く苔の青さ)
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