デザインの話 Feed

2011.11.21

発想の転換

つまずいた問題を

ひとひねりして 考えて見ると

何事も無かったように うまくいくことがある

考えることひとつ 良い方向に考えると

スルスルと糸口が解決してしまう

そんな 『なるほど!』『ふ~ん そうなんだ』

最近 よく気付かされ 

早くに知っていれば と悔しくなる

考え方 見方 ものの捉え方を

固定概念で縛らないで 変えて捉えてみる

豊かな発想で物事に 立ち向かうと

なんと楽しいことばかりなのか…

四角紙面の真面目な考え方を変える

マイナスをプラスに変える

短所を長所と捉えてみる

天邪鬼になってみる

トンチを利かしてみる

遠回りしてみる

頭の中を空っぽにしてみる

今日の一枚(考え方は何通りもある)


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http://www.e-digigra.com/DG24Web/DG24IND_IN.html

2011.11.04

生活の中の色合い

地紋のデザインを作成して その中で使った色合を見ていると

案外 自分の中の固定概念で埋め尽くされた色が

表に出ているのが分かる

自分の中の生活習慣や 頭の中で考えていたものが

色となって現れる 表現されて地紋の色となっている

だから 地紋を作成した時期の事が

その頃の自分を 映し出しているということである

気分が上々の時は やはり明るい色合いで

滅入っている時はなんとなく 暗い色使いに寄っている

慌ただしく生活している時の気持ちが 色を雑にする

気持ちの落ち着いているときは 丁寧な色使い

でも 可愛らしいパターンには 固定概念が働いて

こんな色が 益々可愛らしく映る色だろうと

頭の中の引き出しから 色をつけいていく

生活の中の色は 沢山散らかったいるが

ある程度 基本的に決まった色合いで統一される

ひとり ひとりの生活にその人なりの色がある

それぞれの人にとって 好きな色や嫌いな色が 

あるけれど 製品として並んでいるときに

手にする色が 今までにない素敵な色だなぁ と

自分の中に取り込んでしまえれば 色の世界が広がる 

今までの生活習慣や考え方 気分が変わっていく

編集や制作の仕事をするときに 地紋が必要の場合

いつもの決まったデザインに 見慣れた地紋を使うより

見慣れない地紋で 少し目先を変えた使い方をすれば

おのずと デザインが生きてくることもある

安定したデザインは 落ち着いているけれど

インパクトが弱く ドキドキ感も少ない

提案型のデザインをすれば どんどん先に先にと

一歩踏み出すデザインにと 手掛けられる

今日の一枚(ふんわりと動き出す)

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http://www.e-digigra.com/DG25Web/DG25IND_IN.html

2011.11.02

販促に於ける統計の法則

統計という言葉を あまり信じていなかった

良いように 誰かに操作されて 

騙されて 動かされてしまうのではないか

統計を出した結果 と言うと人は動くのだろうか

テレビの視聴率 内閣の支持率などは

実際の話 統計を採ったとしても ちゃんと信用できる数字なのか

良く分からないが 何かある度に%が出ている

一般の%が出ても 自分がそれに添ってない場合もあり

一概に思い込む必要も無く 只の見当と思えば良い話である

しかし 

実際に自分の仕事に関わる事となると 話は別である

よく見る光景に 企業がアンケートを必要としていて

アンケートに応えると 粗品がもらえるという

アンケートに答えると 温泉旅行が当たるとか

いろいろと駆使して アンケートをさせようとする

そうしてまでアンケートに拘り ユーザーの声が欲しい

一般の統計が合わないので直接 アンケートにより

各々の企業の改善に 当てはめ努力している

アンケートによる ユーザーの声も欲しいし

販売促進の一環としての どうすれば売れるのか

販売率も知りたい ヒット商品を作りたい一心…

年に何回か 新しい素材集をリリースしている

その際 ユーザーの方に販売するカタログを

市場より先に送付し知らせ 優待販売している

今までに何十回と販促してきて %は決まっている

この様なものは 時代のニーズに添っているし 

また 時代の様々な事件にも反映している%率

今は本当に消費できないスパイラルの中で

それでも 新しい製品が出来ると渾身を込めた品として

力づよく前を向いて 進んで行く

そして ユーザーの声は 神にも勝る

その気持ちに応えて 次のタイトルを創る意欲になる

今日の一枚(蟻も法則あり。)


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http://www.e-digigra.com/EP_Webdata/EP5_6.html

2011.11.01

今日は記念日

人生 永い事生きて 

仕事も独立して働いていると

会社を潰さない限り

誰しも通る道だけど

自分たちも 初めて通る道にきた

気が付いて振り返ると

緩やかに曲がった道が出来

それなりに 通ってきた証しがあり

年月を感じてしまう

いつまでも 若い気持ちでいるものの

気が付くと いつの間に 歳を重ねてしまい

斬新なアイデアを浮かべたつもりでも

もう斬新とは呼べない そう見えないかも である

それでも あと何年も頑張っていくだろうと

デザイン事務所に勤めた頃は ただ必死で

考えてもみなかった 独立への道

独立をして自分たちでデザイン事務所を持つなんて…

いつしか ガムシャラな目も 落ち着き

しっかりと認めてもらえるものをと

事務所も何とか 形になってきた

それから 目まぐるしく時が経ち

人生の峠に差しかかる

時代の峠でもある 

今 次の峠に向かう道の上にいる

今日の一枚(30は まだはなたれ小僧?)

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http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG19.html#

2011.10.28

三上の教え とは

先日 新聞を読んでいて はじめて知った言葉がある

80代のお年寄りの方の記事に載っていた言葉だが

旦那さんが 大工仕事の折に考えに行き詰まり

厠にいって アイデアが閃いて仕事がスムーズにいった 

こういうのを『三上の教え』というんだと…

さんじょうのおしえ 三つの上とは

『枕上』 『馬上』 『厠上』 

敵を攻めるのに明智光秀より 早い期間で攻められると

使った豊臣秀吉の言葉とされている 故事成語

どんな事でも 言い訳によく使う言葉に 

『やりたい事ことがあるのだけど 時間がないからねぇ 』

と 時間のせいにしていると 何も変わらない

無駄と思う時間も意識して 有効活用していけば

おのずと やりたい事は出来てくる

仕事のアイデア出しは 行き詰まってくると

身体が机から離れても 自然と考えている

寝る前も 移動中も トイレでも

人の無駄話に付き合うときも(悪いと思いつつ…)

結構気が付かないうちに 『三上の教え』だ

今さらながら 知らない言葉の多さに

自分の無知さ 勉強してない事が恥なのだが

文章を読む事は決して嫌いではない

あまり お年寄りの方と話す機会が少ないので

せめて新聞なり昔の武将の生き方を学んで

そういう言葉を交えて体験していきたい

そして 昔の例え話として話していこう

今日の一枚(三上先生の話ではないよ)


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http://www.e-digigra.com/DG17_18Web/DG18IND_IN.html