文化・芸術 Feed

2013.04.25

5月は鯉のぼりと柏餅とカープと

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最近 男の子の家だからと鯉のぼりをあげる家は少ない

田舎に行けば 庭にのぼり棒を立てて孫の為にと

おじいちゃんが買ってくれ 鯉のぼりを国旗をあげるように

紐にくくり そろそろと上げる情景がある

まとめて沢山の鯉のぼりを 横連なりにした風景もある

そして おばあちゃんが山から柏の葉っぱを取ってきて

それで包んだお餅を蒸して柏餅をこしらえる

縁側で足をブラブラさせ 鯉のぼりを眺めながら 

出来立てのアンコの あま〜い柏餅をほおばる

なんとも 幸せな子どもの日

市内では マンションか小さい庭だから仕方ないのだろうか

それとも あまりそういうお祝いをしない?

まさか最近の子どもは 

鯉のぼりは 広島カープのシンボルと思っている…

鯉のぼりは 昔から広島カープの象徴であり

球場では いつも大空を泳いでいるし

無くてはならない応援グッズとなっている

子どもの日は ゴールデンウィークの中にあり

子どもの日として迎えるより 行楽に出掛け

そのついでに 食事でお祝いする

柏餅もお店に売られているし それよりケーキかな

【男の子の節句】という意味がうすく説得もない 

昔の行事は 影が薄くなりつつあるが

日本の行事は情緒があり 四季折々に

思いを馳せる記念日として 大切にしたい 

今の時代にアナログ的な行事だが こういう行事が

大人になった時 日本の素晴らしさを感じるひとコマだと思う

   フレー フレー カ アー プー …

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5月のイラスト素材いろいろあります

こいのぼり・カーネーション・柏餅・菖蒲・野球  etc

使用した素材は下記のサイトで閲覧できます

Zunozaienozai

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2013.03.28

日本の原風景


日本百選の棚田【井仁の棚田】

10年前に初めて行って以来 またその後

幾度となく訪れているが 

その度に いつも心が落ち着くのが分かる

日本には まだこういう風景が残っている

もう随分 昔に開墾されていて 

歴史を感じる 棚田の積まれた石垣と 住まいの佇まい

今は田んぼも休みであるが もうすぐ耕されて

水を張った中に 稲の苗が並ぶ

段々の田んぼで 青い稲が活き活きとして育ち

やがて黄色い稲穂が 垂れてくる

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四季折々の顔を持つ 棚田の風景は 

平地の田んぼに比べ どんなに苦労が多いことか 

計り知れない 高齢になると もっと

昔からの知恵で 水を上から引いて水路をつくり

自然に流れてくるように 作られている


必要な分だけ入り口を開け 次の田んぼに水を譲る

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農家の屋根は 形こそ藁葺き家の形をしているが

時代の流れで もう藁自体を作るところも 

藁葺き屋根にする所も 滅多にお目に掛かれない

でも この形は農家そのものの名残りで

家の作り 間取りなどはそのままだ 

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こういう家に 故郷に帰郷できたら言う事ない

夕方になると 庭で今日の垢を煙にするのだろうか


囲炉裏で あったかい鍋が 待っているのだろうか


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もう随分前に 休校になっている小学校

運動場から眺めていると 

教室の中から 子供の声が聞こえたような…

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小さな運動場ではあるけれど 

ここで 精一杯学んで 遊んで 走った子らは



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今は 大人になり 土地を離れ 

また 昔を思い出して帰郷してくる


ふたたび 


生活の一部だった このトンネルを通って…


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上記で使用したイラスト素材は
【DEGIGRA PICTURE 20 / ばらえてぃカット】より
いろんな種類のイラストを収録しています。

下記のサイトで閲覧できます

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2012.12.20

喜劇の醍醐味から学ぶ

テレビの娯楽番組を見ても 面白そうなのがなく

テレビサーフィンをしてたどり着いたのが

NHKのBSチャンネルの山田洋次監督が選ぶ

100選映画のひとつ【喜劇 にっぽんのお婆ちゃん】

モノクロ映画で昭和60年の今井正監督の作品

昔の俳優のそうそうたるメンバーが名を連ねていた

途中から見たのだが 『あっ あの人見た事がある顔』

名前知らずも『あの人も あの人も』という人ばかりで

モノクロの面白さも相まって 楽しく見る事ができた

北林谷栄50才とミヤコ蝶々40才位で

お婆ちゃん役をトボトボと演じていた プロに尽きる

高齢化社会の内容で 昔もお年寄りは疎ましい存在だったのか

生活は慎ましくも 社会は上昇気流にありながら 

お年寄りは 老人ホームに身を寄せて生活する

ホームでは 癖のある仲間同士の諍いもあり

つぶやき 愚痴 噂話 悪口で

人生先の無いお年寄りにとっては

人との関わりが 唯一生き甲斐の糧なのに

なんともやるせない のだが


本音の心のうち それを全て 


喜劇で置き換えていた

今でも 変わらないお年寄りへの扱いと

歳を重ねてからの生き方が 

これからもずーと 人生の課題となり 

考えつづけていかなければいけない

誰もが歳をとり 人生を終わるのだが

普段 言えない事柄やアドバイスも含めて

嫁&姑 親&子供 若者&老人 社長&雇人 役人&国民 

喜劇で表現すると 棘が少なく 案外分かり易い構図で 

先見の明 となるかも…

今日の一枚(わたしゃ 席は譲られなくても)


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まだまだ 若ぶりでいたい気持ちは分かるが

  親切を有り難く受ける気持ちも欲しい 昨今



♬ DTP・WEBデザイン御用達素材集あります ♪

  (10人家族の生活日記より)


2012.10.27

秋深き 隣は祭をする人ぞ

10月も晩秋のおわりに掛かる頃

秋も深まり 山々も色づき初め

店先に並ぶ芋も 美味しい顔を競い合い

どこの秋も どこの秋も様々な風情を醸し出し

秋のさなかに 五穀豊穣のお祭り日和

ということで 町内のお祭り

といっても農家でないので田んぼも畑もない町

子供も少なくなり お年寄りが増えている町

御神輿をかつぐのを 腰痛やらで辞退する人も

それでも ひと通り町中を練り歩き



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太鼓をたたいて笛吹いて 唄をうたい

お酒をすすめて お赤飯を配り お祭りも早終わり

若い頃は 仕事に忙しく 

お祭りなんぞ 顔出し程度の行事でしかなかった

しかし今 町内の人々が顔を合わせる事の出来る場で

唯一 あったほうが良いのでは と思いはじめた


人との縁が薄まりつつ 隣は何をする人かも分からないで


不景気で元気のない今でこそ 祭は必要

大きな神輿を担ぎ いくつも幾つも連なり

一日二日と連日連夜 お祭りをしている町

威勢のよい若者の町が なんだか羨ましく 

笛や太鼓の音が 知らない郷愁を呼ぶ

日本の祭は 見るもよし

 参加すると もっと満足

今日の一枚(祭ばやしが聞こえるよ)

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2012.07.23

こんなに暑い日は避暑地へ 

先日の3連休の日より急に暑くなり 今週も朝から暑い 

日が昇ると共に 地上の温度は上昇してきて 

温度計は最早30度突破

暑い 暑いと言うから暑いのだと 

ぼやいても 温度は下がってくれないし

何か良い手だては と考え避暑地へと赴く 

なんちゃって避暑

美術館 図書館 ミュージアム 水族館 

どこでも可 熊野の『筆の工房』に車を走らせる 今 

展示されているのは 『北大路魯山人展』

料理人として有名だが もとは書道から始めて

篆刻 画家 陶芸家 漆芸 料理など

何にでも取り組んだ芸達者な芸術家 陶芸だけでも 

備前や織部などをはじめとして いろいろな焼き物もの種類を

作陶している 絵を施したり 文字をいれたり 

形に拘ったりと 多種多様に 生活に関わるものを

追求している 見ていて 思ったことは

生まれて育った環境がことごとく影響していること

今までの固定概念に振り回されないで 自分の中の信念こそが 

形となり現しているのだと…

熊野の筆 色んな筆の種類を見て  

絵心をくすぐられた 今日この頃でした 

それにしても 暑い  

けたたましい蝉の鳴く 広島市内帰途へ

今日の一枚(最近 筆に縁がないなぁ と)

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手のイラスト 夏のイラスト有り〼

  ↓  ↓  ↓

http://www.e-digigra.com/index2.html