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2018.08.15

お墓まいり IN 山口

H3008151

*  *  *  

数年ぶりにお墓まいりに行って

今までのあれこれを報告してきた

まずは私の母方の墓から参ることに

ここのお寺さん自体が古くからあるのだろう

こじんまりとした墓地で新しい角ばったお墓はポツポツと 

数が少なく 墓地全体に墓石は古く丸みを帯びた形が多い

母方の墓も大正に建てられており角が丸くなり

中ぐらいの墓のその中に一同が眠っている

もう墓守をする人はいるのかどうか定かでない

親戚付き合いのない自分たちは只単に墓まいりで

自分たちの今までの報告をし心を浄化して

帰るだけである

以前に来た時はお墓も歩道の周りも草ぼうぼう

自分たちの墓周りだけ草取りしたのだった

今回もそれで軍手など用意してきたが雑草はなく

歩道は歩きやすいように舗装されていた

歩道は綺麗だが墓は昔のままだ  いつの時の地震だか 

墓石が倒れたままのがいくつかあった

墓地の奥の隅一辺には無縁仏が沢山隙間なく置かれている

随分古いと石も苔むしてくる  時代を感じるこの墓地で

墓石をタワシでゴシゴシしてもちょっとやそっとで

汚れは取れなかった  雨風に降られ暑い陽に照つけられ

風雪にさらされても石自体は年月とともに苔をつけ

ポツネンと座り続けてお墓まいりに来る人を待っている

お花を生けて今までの報告をする

*  *  * 

普段から  おっちょこちょいなのだ

歩道が舗装された途端  参るお墓を間違った

墓周りを綺麗にして手を合わせる段になり

相方が何か違うみたいだという・・

『 えっ!』

 『あっちじゃない?』

『 あっ!』

神妙な気持ちが思わずぶっ飛んだ

一瞬 生けた花を全てかっさらい 次なるお墓へ

また手順を踏んで最初から・・

今度はちゃんと確認して報告と相成った

お墓の名前も少し崩れて読みづらかったのだ

少し後悔・・どこのどなたか知らないけれど

お花を少し残しておけば良かった・・非常な心だ

*  *  * 

相方の義母の眠るお墓は綺麗で大きい

囲いもあり間違うこともなく 滞りなく終わった

帰る時はいつも 『 バイバイまた来るね 』 と

言うけれど 次はいつ参るのか定かでない・・

*  *  * 

山口の大島で2歳児が行方不明になり凄く心配したが

三日目に見つかって安堵した  

お母さんが呼ぶ声は胸が締め付けられる 辛い 

同じぐらいの孫がいると他のニュースどころではなかった・・

H3008152

いろいろ体験する夏だけど いい思い出だけを残したい・・

           *   *   *

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