カレーライスの食べ方
ある時 無性にカレーが食べたくなる
テレビなどで誰かが食べている場面でもない
スーパーに売っている商品を見たからではない
お店から漂ってくる匂いに釣られたのでもない
それは 何気ない時にムクムクときて
自分で作ったカレーの味を思い出させる
カレーの味が脳髄に飛び込んできて
『 カレーを作れ カレーを作れ 』と 囁く
相方が食べたいといえば 即作れるが
自分が食べたいだけなら直ぐに作ることはしない
大体に於いて食べたいものを直ぐ食べられると
いう行動に対してストッパーがかかったように
防御反応が働いて楽しみを先延ばししてくれる
満を持してというか材料も揃うと『 さて 作ろうか 』
この大げさな考えは おでんの時も同じだ
小ぶりのジャガイモを大胆に切り 大きな玉ねぎと
人参を一本と牛肉の至ってシンプルな材料なのに
調理内容も凝った作り方はしていない
ただ 煮込む時にローリエの葉っぱと
市販のルーを入れる時に何種類かを入れるだけ。。
研究された民衆に合う味でも一つのメーカーだと
決まった味になる それにプラス他の味を加える
そしてついでに いつも何かを入れる
それが醤油の時もあればウスターソースや
常備しているお好みソースの時もある
ついつい何か入れたくなり 気分次第なのである
その日の夕食を作る合間に野菜をぶつ切りにして
空いたコンロの上でコトコトと煮込む
朝食を作る合間も煮込みコンロに向かうと火をつける
丸1日煮込んだお鍋に 最後の煮込みに玉ねぎの姿はない
味がしみて日にちが経ったカレーは夕食で出番となる
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美味しくカレーライスを食べるのは
人それぞれだ・・・
ゆで卵を一つ横に添えたカレーライスを見て
相方は『 今日は生卵はないの? 』
『 あるけど。いる? かける? 』
黙々と一口目を食べる前の動作をする相方
時間をかけてグチャグチャとかき混ぜる
今までず~と そうして食べてきているので
今更 変えようがないが本当にそれでいいのか
会話してみた
『 その食べ方で美味しいの? 』
忙しなくカレーを口に持っていく手を止めて言った
『 美味しいよ やってみたら 』
如何にもこっちの方が美味しいと言わんばかりだ
やる気はない・・しっかり混ぜあった卵とカレーは
どこを食べても同じ味だ
あったかいライスとカレーを少しずつ混ぜあいながら
食べて初めて『 やっぱりカレーは良いな! 』となるのに
『 本当に美味しい? 』 と念をおしてみる
『 うん 美味しい 』 と満足そうに答える
そいえば お刺身を食べる時に山葵も醤油と混ぜて
見えなくなるまで搔き回し美味しそうに食べる
おでんの辛子も綺麗にそれぞれの具材につけて食べる
美味しいというのだから それで良い
人は皆自分の美味しく食べるルールがあり
マナーとかお行儀とかに捕われず
それぞれの美味しい食べ方は決められないのである
デザインの発想も然り・・・
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あなたの美味しい食べ方は・・
可愛い犬たちと鶏の親子イラストは 【 Comicalだね 動物たち 】
上に使ったカレーイラストは 【 はりがねイラスト 】
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