JRの遅延案内や告知ポスターに思う
朝のニュースは もっぱら台風の影響で
優勝したテニスの錦織選手より話題は台風一色であった
被害者多数を出した広島の土砂災害があったばかりで
御嶽山の噴火から土砂災害の被害に繋がらないか
アナウンサーは台風に立ち向かい実況中継している
「土砂降りの雨で風もとても強いです」とか言って
波打ち際でマイクを片手にカッパ姿をパタパタさせて
レンズも雨に濡れ 如何にもリアル感が出ている
大型台風になると いつからこの図になったのだろうか
「飛ばされるよ~ 危ないから避難して実況すれば…」
と 思うのは自分だけだろうか
それに画面も声も 途切れて見え辛いのだけど。。。
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そして 東海・関東方面のJRなどの交通関係は
台風上陸と出勤時期と重なり右往左往の応対となり
手書きの告知ポスターを駅構内に張り出していた
綺麗な字とは到底思えないが まぁ読める
時間がなく必死になり書きなぐったのか
どうであれ むかしの駅構内のポスターは手書きでも
毛筆で達筆この上ない所作であった気がする
【読み 書き 算盤】で字を書くということは
その人を現すということから 昔の人は達筆な人が多かった
今は【読み 書き 算盤】以上に勉強する種類が増えて
書くという行為は塾の方に追いやられてしまった
その結果が駅構内のポスターに反映している
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書道が一般人から離れて 趣味の域に入ると
文字の表現も印刷やメディアでの露出は
明朝体やゴシック体の書体文字に変わってきた
それから書体デザイナーにより個性豊かな文字表現も
仲間入りし インパクトを与え 読み易くデザイン性も
兼ね備えられたこだわり書体が多く出現した が
電子メディアが入ると また異なる書体への変遷となり
コミック系もダメ字も一緒くたした書体で
書体に対し拘りに敏感な人が少なくなった気がする
電子掲示版に頼るから字を書く機会がなくなってしまい
それが今回 気が付いたJRの告知ポスターなのかもしれない
人目に曝すものとして 印刷物が間に合わなくても
ちゃんとした字 とりわけ綺麗な字でなくても
デザイン性のある筆文字表現で見てみたい
台風被害のある地域も沢山あるかも知れないのに
こんなことを思った今日この頃・・・
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今日の一枚
(次の台風が待機中 傘足りる?)
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