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2013年7月

2013.07.31

更なる高齢化社会を実感

新しい素材集をリリースしたばかりで

とてもびっくりしたことがある

新製品の案内のDMを送付したのだが

差し出すユーザーは 弊社で直接購入した人か

SHOP等で購入して 使用前に登録カードを送付した人である

その詳細の記入箇所には 素材集を使う為の内容を

記入するようになっており 年齢の欄もある

歳はプライドがあるのか 記入しない人もいるが

大体はしっかりと記入して下さる

20代から 50代 60代 70代と様々な年代で

そんなに割合を占めていないだろうと思っていたが

なんと 60代や70代の数も少なくないのだ

頑張っている層が こんなに厚いとは…

思えば 素材集販売を初めて17年目になるから

販売し始めた頃に 40歳の人は57歳になるし

50歳の人は67歳 60歳の人は77歳になる

あの頃はパソコンを使って制作する会社も

『さあ これからパソコンを導入して頑張るぞ』と

気概をもって パソコンの使い方を勉強しながら

仕事に 勤しんでいたことだろう

長~くご愛顧してくださる昔からのユーザーで

高齢になり 退職したり 転勤したり 会社を畳んだり

破産宣告で終わった会社など 色々とドラマがあった

しかし 今尚現役で新しい素材集の製品を購入して頂き

更なる前向きな姿勢を崩さず 仕事に精を出す人も多い

高齢化と言うが 60歳 70歳はこの言葉が

当てはまらない人々も多いのでは と感じた

40 50は ハナ垂れ小僧

 

60 70は働き盛り と言う言葉は

老年をエネルギッシュに生き抜くのは

これぐらい気概が必要で

年金を当てにして 自ら働かない人生を送っては

もったいないと言っているように思う

今日の一枚(新製品が3タイトルリリースしました)

  3タイトル デジグラピクチャ EPシリーズ 

【Digigra Picture EP 16 / Interior 切り絵】

【Digigra Picture EP 17 / Fancy くりっぷ・てんぷれ】

【Digigra Picture EP 18 / Comicalだね・動物たち】

H2506183

3タイトルのクリップイメージ素材が 

場面に応じた使い方で 応援します

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2013.07.27

人ひとり消えた…

創立記念誌の印刷物を 手掛ける仕事があった

沢山の写真の山を渡され 順次整理して

見栄えの良いように  レイアウトしていく

文章と組み合わせて  大まかな構成が仕上がる

細かい支持を仰ぐ為の  打ち合わせ中

イベントなどの記念に撮った集合写真の一人を指差して 

『この人  出されるの都合が悪いらしい』と言う

本人の都合悪いのか その団体にとって都合が悪いのか

定かでないが 『この人消せますか?』と問われる

『消せない事はないですが…やってみます』

ここで ゴルゴ13に  お越し頂いて

バッギュ~ン とばかりに消してしまう

『ああ 綺麗に消せましたね!』

新聞折り込みのダイエットチラシの

ビフォー&アフターの写真にクギづけ

『こんなに痩せるの?』

『胴がくびれている』

『顔まわりも小さくなっている』

『腕も太股も前より細いわ』

『肌のキメも細かく毛穴が見えない』

『断然  明るくなってイキイキしてる』

料理本のお料理は プロカメラマンが撮っているから

嘘はつけないが 折り込みチラシは虚実がある

お弁当の総菜が切り取りで 同じものが乗っかっている

ラーメンのゆで卵の黄身が  同じトロトロ加減で流れてる

巻寿司の赤身マグロが  美味しそうな色してる

デザートのトッピングのバジルが  空に浮いている

さらに

不動産のチラシで

風光明媚なマンション前の並木道の樹木が

なぜか 分身の術と化している

昔は 製版の人しか出来なかった写真加工が

簡単に チョチョイのチョイ 

付け加えたり 減らしたり 細くしたり ぼかしたり

明るくしたり 綺麗になったり 美味しく見せたり

平体 長体 斜体 自在に加工して

チラシを通して 民の目にトリックをかける

パソコン制作は 実在架空の境域が曖昧だ

今日の一枚(イラストの表現はもっと…無限。)



H250727



 日本の夏 素麺のなつ 涼を召しませ

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上のイラストは
【DIGIGRA PICTURE 1 / 影グラフィック】より
 デジグラ ピクチャ

 

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2013.07.23

数字のマジック

スーパーでの会話

『198円と201円  どっちが  安い感じがする』

  『そりゃ 198円』

『私は  201円』

 『見ても分かるように198円じゃない?』

『実際にじっと見るとそうだけど…』

 『考えるまでもなく198円が安いに決まっとる』

『急いで手に取る時 201円の方』

 『おかしな感覚しとる』

私の金銭感覚は 確かにおかしい思う

頭の中に198という数字に価値を置いてないからか

 

しかし スーパーだけでなく値段のついている商品

どこもかしこも【イチ キュー パー】的な価格設定

末数字が98で 見た目の安さを感じる価格がつけられる

割引 セール 大売り出し 還元価格 サービス品

大廉売 決算在庫処分 OPEN記念 価格破壊 期間限定と

タイトルを称して 割安価格で設定されるのが 

【イチ キュー パー】の数字マジックだ

確かにメーカー標準価格20,000円が 9,800円になると 

購買意欲も湧くだろう

大台に上がる一歩手前のこの価格設定が 

随分 昔から使われていて改良されなくても

人々の財布の紐を しっかり掴んで開けさせる

おそるべき【イチ キュー パー】

民衆の頭に中に インプットされている

利益がどうであれ 標準価格がどうであれ

98のつく数字を当てていれば 安く感じる危険

安さを感じている 100均SHOPも例外でなく

100円だから安いとばかりに あれもこれも

手に取り買い物カゴへ ポイポイ

レジで 『必要以上に買ってしまったな』

『でも100円だから いいか』となる

そして 同じ品をスーパーで目にする

価格は  88円 『そりゃ ないよ~』

チラシ制作者にとって 訴求効果は

面白い内容のレイアウトでありたい 

しかし 一般的にチラシを手にするのは 

【安い価格】が一番なのでは…

チラシの進歩は あるようで  ない

今日の一枚(旬のモノを安く)

H250723

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上のイラストは
【DIGIGRA PICTURE 28 / ワン'sポップイラスト★ライフ】より
 デジグラ ピクチャ 28 /

 

    下記のサイトで閲覧できます

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2013.07.19

私の漫画変遷

子どもの頃 マンガ大好き女の子だった

初めて手にしたマンガは 手塚治虫の『鉄腕アトム』

この子供の形をした愛くるしいロボットが 正義の味方 

ジェットエンジンで空を飛び 10万馬力で

大人の悪巧みを暴いて やっつけるという

爽快で何て面白いのだと 私の心をわしづかみにした 

シリーズではあったけど 1話づつの完結ものだった 

次も待ち通しい という続きものではなかった

マンガは ある時期から続きものが多くなり

漫画家のストリー性が長編向きになり

次への購買欲を求める出版社の入れ知恵ではないか 

と今なら よこしまな気持ちで思うが…

その後 『なかよし』『りぼん』『マーガレット』など

少女向きのマンガが続々と出てきた

貧乏で薄幸の少女や いじめ抜くライバルの出現と

白馬の王子のようなカッコ良いメルヘンチックなものまで 

漫画家の個性で 内容も多種多彩にあった

楳図かずおの『へび少女』『おろち』のホラーは 強烈で

夜トイレに行けなくなるぐらいの 恐怖を感じた

そのうち 少女マンガのイジイジじめじめが性に合わず

『少年サンデー』『少年マガジン』『少年ジャンプ』の

少年ものを人から借りて 読むようになる 

どのマンガにどの内容が入っているのか 思い出す事も出来ないが

『エイトマン』『鉄人28号』『あしたのジョー』『巨人の星』

『おそ松くん』『伊賀の影丸』『まことちゃん』

『ゲゲゲの鬼太郎』『ハリスの旋風』『天才バカボン』

『ほらふきどんどん』『丸出だめ夫』『男おいどん』

こういうのは 好みにも反映してくるのかと思う

社会に出て 本屋で手にしたのは 単行本

『ドクタースランプ』『じゃりんこチエ』『ブラックジャック』

『ホワッツマイケル』『いじわるばあさん』

植田まさしの『かりあげくん』『コボちゃん』

みつはしちかこの『小さな恋のものがたり』など

シリーズものの単行本で主に クスっと笑えるものが多い

そして それら本の行方は子供のバザーと共に去っていった

子供の時分は「マンガは後廻しにして勉強しなさい!」と

たしなめられ 適当にやって隠れて読んでいた 

マンガは自分から切っても切れないものだと

ずーと思っていたが…   何てことはない 

気が付いたら 切れていた 

マンガは 劇画やアニメにない良さがある 

昔のマンガは 時間を忘れさせ気持ちを幸福にしてくれた 

そして 漫画家も素敵だった 

今日の一枚

(マンガはロマンあり テストには現実あり)



H250719_2



上のイラストは 今人気の

【Digigra Picture EP5 / 季節いろいろ・3月〜11月】

 デジグラ ピクチャ エーピー 5 / きせついろいろ

 

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2013.07.15

バーチャル&リアリティ(仮想と現実)

3連休の最後の日 

実に稼働して過ごした 休みでありながら休まない

貧乏性といわれれば そうかもしれない

こう暑いと出掛ける気が失せて テレビ見る気もならず

ごろごろするのも勿体なくて パソコン相手に仕事する

仕事しながら ネットサーフィンへ

パソコンのない時代は テレビか雑誌でしか

味わうことが出来なかった 憧れの遠い国も

自分の好きな時に クリックひとつで飛んで行く

ケープタウンもいった イースタ島もいった

スフィンクスにも会った マチュピチュも

ポンデアスーカルも眺めた

ドブロブニクも廻った

近頃 便利で身体を動かさないまでも

行ったこともない遠くの美しい風景や

味わった事の無い グルメの数々

音楽に乗せて また環境音が聴こえたりして

旅を味わった ような感覚になる

ただ実際には 

そこの風や空気は 体感することが出来ないし

行きずりの会話もなく 美味しい味も感じない 

心から全身で受ける 旅情気分は浸れない

疑似体験をして 感覚が麻痺して

行ってないのに 行った気でいる

無くしたものが またすぐ出てくるような気がする

昨日失敗したことが 

今日は 帳消しになっているかもしれない

失言も失態も失敗も すべて仮想であり

現実にないものとして 皆の脳裏から取り去る

そんなことが 便利な世の中に

危険なことが 同時に起きている

今日の一枚(  紫陽花の移り変わる彩りは  現実  )

H2507151_2

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上の飾り罫は
【DIGIGRA PICTURE 40 / CROSS・DECO・PARTS】より
      デジグラ ピクチャ 40 / クロス.デコ・パーツ

 

    下記のサイトで閲覧できます

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