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2012.08.22

人生の散歩

ウォーキングして折り返しに差しかる地点

橋の上で 急に呼び止められた

道をよく聞かれる人は 聞かれ易く

パーセントとして 多いらしい

誰彼なしに 声をかけるのでなく

聞き易いオーラが あるのかもしれない

私は よく聞かれる部類に入るのか

写真のシャッターや 道順や場所など…

それから 桜花見に遠出した時も

地元の人間でないのにイベントなどの

詳細を聞かれたりした

知る限りは 丁寧に対応して差し上げるが

今回は 今までに無い始めての体験だった

朝日が昇る頃に ウォーキングした時のこと

行き過ぎる人は まだまばらで出勤でなく

皆同じようなジョギング・ウォーキング人間である 

挨拶しながら颯爽と通り過ぎたり

ご機嫌な犬の歩調に合わせて歩く人たちばかり…

橋の上でその中にひとり こちらに向かって歩く

元気なおばあちゃんが 私に声を掛けてきた

『ここは○○ですか?』

なんだか様子がおかしい 道に迷っているらしい

おおまかな道順を教えるが 何度も違うと言い切る

そのまま通り過ぎることは出来ない

散歩と称しながらサンダル履きで迷って歩いてきたみたいだ

ここまで遠く それも橋を何本も渡って西から東へ

『これは大変だ お供して帰らなくては…』

と言うことで 家までお連れして万事おわり

自分の親ほどの年齢になると 

こういうこともありえることだ

今は記憶も体も 元気だが

いつか訪れるかもしれない

いつまでも 同じではないんだよ

迷子さんは とても気を使っていて

『ごめんなさいねぇ』と繰返す言葉が

心にしみる ひと時だった

今日の一枚(毎日の献立にまよう…)

H240822

三世代家族の生活イラストはこちら

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