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2012.07.09

ペーパークラフトによるイラスト

デジタルで使用するイラストは

デジタルの中で作成するのが基本であり

デジタル以外で作成してデジタルデータに

落とし込むことの大変さ…

イラスト素材を使用するだけの人に

分かり得ない大変さがあり

その苦労をちょっぴりお裾分け

・

ペーパークラフトの場合 イラストを紙の素材に活かして

その紙の表現をいかに表すかにつきる

一般に知られているマーメイド紙を使うとなると 

そのさざ波のような でこぼこ感を出す為に 

作成するサイズは大きな風景物なら問題ないが

ワンカットのイラストなら おのずと小さくなる

この場合でもデジタルのみで作成することも出来る

マーメイド紙自体をデジタル化してイラストパーツの

線画をマスキングして3Dに落とし込めば

なんとなく手作りと似てくるし 

そう思わさせる 実際に切り貼りしての手作りをしなくても

パソコン内での作業のみで時間も短縮出来るし 手間ひま掛からず 

面倒くさくない こういう

【なんちゃってイラスト手法】で素材とする人は多い

・

・

しかし 

それを許さない手作りにこだわる人がいると

なんちゃって手法は 

最初から頭にない そういうデジタル頭が半分 

アナログ頭の 素材集づくりの長い道のりがはじまる ということで 

作業に関った一連の行程は

1. 手書きイラストを作成

2. 色鉛筆で色をつける(元絵にする)

3. 線書きのイラストをパーツ分けする

4. イラストパーツの複写紙を数種類用意する

5. 複写のイラストパーツをマーメード紙に重ねて切

る H240709_1

6. 切り取ったマーメード紙のパーツの裏から膨らみをつける

7. イラストとして組み合わせて形づける

8. 見えない箇所に糊をつけ固定させる

9. 出来上がったクラフトイラストを高性能デジタルカメラで撮る

10. 紙の質感・立体感を出すため光を当てて何種類か用意

11. パソコンデータに取り込みPhotoShop内でイラストの縁線をトレース

12. データ上に付いているホコリを除く

13. クリッピングマスクデータとして作成し完成

 と文字で現すと淡々としているが 

実際の大きさは 人差し指の先に乗せても小さいものがあり

H240709_3

コツコツと 息を殺して作業する 

ハクションは上品に顔をそむけて

デザインカッターの刃をこまめに変えて

花絵皿の中やパレットに小さいパーツを小分けに入れる

・

一連の切り貼り作業が終わると 

数ヶ月 

首が回らなくなるという 地味で過激な作業だった

そこに山があるから 

そこに海があるから写真に撮る 

という簡単な被写体なら問題ないが 

なんとも 遠回りな素材集なのである 

完成まで数年

そして 出来上がりと 使い勝手は 気分快晴

H240709_2

マーメイドイラストの詳細はこちら 

↓

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