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2012.03.25

媚びるデザイン 媚びない広告

グラフィックデザインは 基本的に考えると

大衆に合わせた デザインを求められ

芸術というアートの部分とは 異なる

デザイナーの意思からなるデザインに 
 
重点を置くと言うより

クライアントの欲求・意向に合わせたデザインを心がけ 

販促アップに繋がるものが 良しとされる

自分の好きなデザインを取り込んでも

それが大衆の多くに望まれないデザインだと

受注したデザインとしては 失敗になる

長い事 こういう仕事に就いてると

まず大衆の目を 頭に入れて考えてしまうから

自分の本当の気持ちは 後回しになる

結果として 仕事でない場面でも 

客観的に見てしまい 心のままに

思うままに 描けるチャンスなのに

考え込んで 少し媚びた表現をとってしまう

好きなデザインを描こうとしても

自分だけが満足すればいいのに

どこかで足を引っ張る気がする

描いたものは 人はどう見るのだろう と

考えなくてもいいことを 思い描く

その本質を見抜き 

媚びないで表現できたデザインは

あまりコロコロと広告を変えないで

長いこと使われているのでは と思う

一本筋を入れて 

媚びないところから 進めていければ

デザインとして 一番嬉しいことだけど…

【流行】という言葉には しばしば翻弄される

今日の一枚( 昭和のボンカレーの看板はすごい)

   カレーは 日本で進化した
  
H240325

料理のワンポイントイラスト有り〼 ↓
http://www.e-digigra.com/DIGIG_IN.html