色をつくる話
昔は デザインカンプをする時に
主にポスターカラーで塗っていた
ターナーとホルベインの2種類あり
作業に適しているのは 主にターナーの容器が主流
大体使用する色は 特色で4色くらい
多色必要の時もあるが 特色だから色数分ほどコストが掛かる
2タイプの色見本帳があり TOYOとDIC どちらも使っていた
見本帳から選んだ色チップを手本に
ポスターカラーで色を調合する
まず基本となる色のポスターカラーを
パレットナイフで絵皿に少し取り出し
それから徐々に何色を混ぜれば良いのか見極め
少しづつ色を取り出しては 練り合わせ調合する
これが デザインを初めた頃は
いつも大量に作ってしまい失敗する
色を調合すると一言でいうが
混ぜて作って近い感じと思っても
まずは 乾かさなくてはいけない
乾かして色見本と比べないと意味が無い
乾かし筆で塗ったケント紙の上に色チップを置いて見る
ちがう 違う 微妙にちがう
あと少し何色のポスターカラーを入れればいいのか
これかな と思って足してると どんどん量が増えて
こんなに どこに塗るの? という感じになる
・
ポスターカラーを使う作業がなくなる頃には
どんな色も 使用する量くらいの調合で
ピタリと作ることが出来てたのに…
今は必要ない 私の取り柄の技ひとつ
・
・
今日の一枚(きれいな青色調合は難しい)