活躍する昭和の道具
今年は なにかと昭和の道具が活躍した
最近は 少しづつそういう傾向になっていたが
極端に3月の東日本大震災以降に 広島に居ながら
便利な物に対して 堂々と使う気がなくなった
なんだか使ってはいけないような考えが頭のどこかに潜み
省エネとか エコ生活と意識していなかったが
以前のもので使用してみようとなり 気が付くと
必要なものは 何でも購入してた考えから外れていた
本当に必要なのか? 無くても困らないのではないか?
前のものを放り出さないで修理して使ってみよう
以前なら 買っていたであろう生活小物や道具を
ほとんど 購入せずに済ませてしまった
・
日傘も靴底も修理 めがねのネジも閉め直し
携帯電話は薄くなく重くて古い機種のまま困らない
ソファーカバーに座布団カバー スカートの直し
すべて手作りで 久々に取り出した裁縫とミシンが活躍
そして 電気での生活が合理的になる
寒いときは湯たんぽで 暑いときは扇風機と団扇
ござに よしずやスダレに 打ち水 果ては行水 かき氷
お茶を飲みたいときは魔法瓶 ペッボトルに用はない
掃除する時は電気掃除機とほうき 雑巾を使い分け
洋風なんちゃって漬物 ジャム きんぴら ドレッシング
手を加えた料理で作り置きが増えてきた
最近では 初めて土鍋でご飯も炊いてみたり…
『食欲の秋といえば 秋刀魚と新米』
・
ざっと羅列してみるだけで
なんと昭和の道具が活躍しているではないか
平成は未来に向けての年でもあり
良き昭和を見直す年でもある
一度立ち止まって見直すと
心がほんわか 豊かになる
・
・
今日の一枚(ほっとする光景 落ち葉の季節)