素材づくりの一歩 その9
製品の形態は CDケースのみの形態から
CDケースとカタログが収められる箱型形態に
●製品を速く組み立てられるようにスリーブ型に(筒型)
●中箱は製品が中でちゃんと固定されること
●紙の取り分に無駄がなく最小限少なく出来る形態に
●パソコンSHOPの棚に置いても目立つ大きさ
●パッケージの側面はタイトルの種類が増えても
並べて分かり易く大きめにタイトルロゴを配置
●裏面は購入できる程合いの内容説明を入れる
これらの事を念頭に置いて デザインし仕上げて行く
何種類か箱をつくってみて その中からひとつを選ぶ
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〈ポイントアドバイス〉
形を精密にきっちり計っても 型が合わない場合がある
それは 折が入ると紙の厚さがあるのでずれる
紙厚の分も計算に入れて箱の展開図を作らなくてはいけない事
紙質や厚みを決め版下をつくり サンプル箱を依頼する
サンプル箱が出来あがり不具合もなく これでいけるとなると
大量に紙を切断するためのトムソン型が作られる
段ボールの紙をこのトムソン型された刃が紙を打ち抜く
打ち抜かれた紙は 組み立てて箱となる
これがトムソン加工という
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素材づくりは データ制作からはじまり
製品化するまで色んな作業を同時進行で
進めていかなければならない
箱のかたち CDプレス 印刷物関係
販売に於ける準備など
やる事があり過ぎてやらなければならない事を
ひとつづつ書き出して チェックし 片付けて行く
最終段階に入ると 一段と気分が高揚してくる
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つづきは 素材づくりの一歩 その10
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今日の一枚(最後の追い込み 気を抜かないで…)