素材づくりの一歩 その6
『Read Me』を しっかりと作成したのだが
ほんの片隅に すこし思う事
説明文を読んで 納得の上で 使って欲しい 気持ち
一瞬でも良いから 目をとおしてほしいなぁ
読みびと少なし『Read Me』 てところです…
次の段階はCDプレスへのお話
CD-ROMをプレスする前にしなければならないことは
マスターディスクとレーベルデザインを作成しておくこと
マスターディスクはプレスする原盤になるもので
CD-ROMタイトルを これから何度かプレスする為にも
慎重に そして漏れやミスが無いように作成しておく
一番最初に出来上がる 一枚のタイトル! ここから始まる
(昔 レコード盤の頃に 歌手が新しい曲を吹き込んだ一枚を
手にして喜んでいる風景 あ〜あれ ですよ)
そしてCD-ROM盤の顔としてのレーベルデザインをする
レーベルは ユーザーが毎回使用する度に 手にし眺める
音楽のCDとも同じ感覚で そのイメージを大切に
気持ちの良い 内容の分かり易いデザインにと心がける
印刷する面が微妙に違ったりしないように 寸法は要チェック!
用意が整うと CD-ROMをプレスするための手配となる
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最後に 大事な印刷物も手掛けなければならない
CD-ROMとセットに入れるカタログとパッケージ等
デザインし 版下データをつくる
馬子にも衣装というように 見かけ倒しではないけれど
購入者は まず外見で判断して 手に取る
どんなことが出来るの? 興味をもって
使ってみようかなと レジに足を向ける
並んでいる商品の中から選ばれるように 仕向ける
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仕向けるという言葉はいい感じではないけれど
デザイン力で外から 中へと導いていく
DTPに関わる印刷物は デザインの仕事だから想定圏内
パッケージの形態も考え カタログ ラベル リーフレット
こういう場合のデザインは 受注でないので気が楽だ
人の様子伺いをしなくて済むというのは
今までにない嬉しい制作物で 開放感がある
好き放題というと語弊があるが 制約のない自由な発想で
仕事が出来るということは 何にも代え難い
でも それが足を引っ張ることにも繋がるが…
こだわり過ぎたり 時間がかかり過ぎたりと
オーバー気味になり 誰かが手綱を引いたり
きちんと タイムスケジュールを決めなきゃね
さあ いよいよ佳境に入り 製品になる一歩前
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つづきは 素材づくりの一歩 その7
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今日の一枚(毎日 押しつ 押されつつ)