飾り罫を作りはじめた訳
仕事がデジタルに移行しはじめた むかしの話
それまでイラストや写植文字など 版下制作としていた作業が
一変して データファイルで作成 しなくてはならなくなった
イラストなどは 主にスキャナーに取り込んで貼付けるが
文字は 外注でなく自分で入力する羽目になった
休日になると素材集を 探しにSHOPに行った
イラスト集や書体のCD-ROMは 店頭にあったが
困ったことに グラフィック素材集はあまりなかった
仕方ないので デザインに合う飾り罫などを
Adobe Illustratorのソフトで 作成していた
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『写植は文字だけでなく 地紋も飾り罫もあったのにねぇ』
『書体を選択する要領で飾り罫がでてくれば…』
『あればいいのになぁ』
『あれば便利だと思うよ』
誰かが 作ってくれるのを待っても埒はあかない
不便があれば 何でもつくっている相方の言葉
『自分で作ればいいんだ』 まさか…
ということで
自分たちで まさかの試行錯誤を重ねて作っていった
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『どんな飾り罫があれば喜ばれるかな 助かるかな』
飾り罫を作成して 英文字にパーツを当てはめていく
何回も作り直してやっとこさ 出来上がり
キー入力してみる 連打すると飾り罫が表示される
楽しい 嬉しい 苦労して生み出したので名前をつける
MC DIGITAL FONTの 罫助(飾り罫)
フォントファミリーの長男の登場です
そして 出番ですよ〜
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今日の一枚(こんなの出来ます)
飾り罫だけで1200種類以上あります