飾り罫フォント作成の苦労話
『鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ほととぎす』
という 豊臣秀吉じゃないけれど
『無いのなら 作ってみせよう 飾り罫』
と 相方が声を発してからが大変
事務所の運営軸として 受注の仕事があるので
飾り罫作成の作業は当然と 私に回ってきた
指導を受けながら 毎日毎日コツコツと(西川きよしのように)
パーツ類を作成し 文字として当てはめていく作業
何回もプリンターから出力しては やり直し
いつになったら 日の目が見れるのか
こんなに長く 仕事とつきあったことがない
大体は 納期が決まっているから期限まで力を入れば良いのだけど…
出来上がるまで格闘しなくてはいけない(研究者みたいだ)
そして 今は作成した書体を管理されてないが
書体の管理をしていたAdoeb社より 書体のID登録も取得した
文字でなく 飾り罫を登録することに理解不能と思われて
仲々 書類がうまく通らない 作業と並行して進める
1年以上かけて作り終えた まずは第一弾が完成
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フォントとして飾り罫が 使えるのは
駄洒落のようだけど 『本当にフォントは便利!』
いままで文字入力だけで 飾り罫を別作業でしていた事が
いらぬ手間無く 好みの罫を選択して表示させる
見たり聞いてるだけでは 実感できないこの落差
一般のテキストソフトは シンプル罫はあるけれど
1200種類以上の罫はない 文章を分別し引きつける役目がある
今はパソコン生活も支障なく 便利な世の中になってきているが
どんな事でも 初めがあり 先人たちは苦労してきたのだ と
我ながら つくづく思った
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今日の一枚(文字が飾り罫に変換)