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2011.08.28

色付け作業

いつの頃からか

新聞の紙面自体も カラー色になっている

折り込みチラシも 基本的にカラー刷になり

最近単色で刷られているのを あまり見た事ない

今では単色でもカラーでも 印刷機械は同じ 

作業行程は同じようなもので 紙代も同じで 

インク代程度 少し安価なのだろう

1色刷りはスミ色と 一般的には決まっている

4色刷りとは カラーで刷る事を意味する

YMCKで色を指示して 印刷にまわす

4原色プロセスカラーという 

Y100%(イエロー)M100%(マゼンダ)

C100%(シアン)K100%(ブラック)

100%から10%単位で色の掛け合わせで指定する

掛け合わせて刷ると色んな中間色が表示できる

この色合いも印刷会社によって 機械によって

綺麗に出たり バランスが悪かったり…

書き間違って指示なんてすると Oh! My God

修正はきかないから 刷り直し 若しくは

大体は目につきにくい箇所なので そのままにして

見て見ぬ振り と決めてかかるのだけど…

今はパソコン上で 制作しているから 

モニターの見た目で 色調節が出来て 

細かい指定はあまりしない 

プリンターとも カラー調節が合ってればの話だが…

デザインさえ決まってくれば

版下 色指定 校正など データー上で簡単調節

微妙な色を必要とするならば 試し刷りをして

細かく修正していくのだけれど… 

YMCKのカラーと異なり 特色(スポットカラー)というのがある

特別につくってあるインクで 

エメラルドなら エメラルド色が鮮やかに再現される

金 銀 シルバー メタリックなども 

インクメーカーが用意しているインクで 調合をしている

この場合 色は4色ではない 1色刷の時もあり

2色の時も 6色の時もある インパクトのある印刷

・ 

私のしていた頃は 2色指定の仕事が多かった

と言うのも 2色のほうが断然安価だったからだ

印刷機械もそういうのがあり 2回のみ通すほうが安くつく

製版のフィルムも 少なくて済む

いつも仕事は安く 上手く 早く 気分良く受けるのが基本

カラーに比べて 少し工夫がいる 2色刷りでも負けないぞと 

色見本を扇状に広げて 組み合わせを考える

どの色が効果があるか 手に取って見てもらえるには… 

どんなに考えただろうか 2色刷り 

言える事は カラー刷りの仕事より 難しかった

色付けは 最後の仕上げの作業で これで全部が決まる
 

今日の一枚


H23828

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