料理 Feed

2011.12.23

冬瓜料理は奥ゆかしい

今年は 冬瓜がよく食卓に登場した

冬瓜は 一度買うと大きいから

冷凍し少しづつ 何度かに分けて使い

夏でも 冬にも 活躍し重宝した

夏は涼しいスープとなり 身体を冷やしてくれて

冬には鶏とお豆腐と一緒に 温ためてくれた

以前は 冬瓜を見かけても料理方法も知らないし

購入した事がなかったのだけど…

最近の不景気や 思わしくない事が続くと

閉鎖的になり 内に内にと籠り

陰質な空気が漂い 気持ちが滅入る方向に…

いけない イケナイ それじゃいけない!

誰かが何かしてくれるのを待っても

誰も何もしてくれない 

受け身でいては 何も変わらない 

自分から何でも開拓して行かなければ

自分に明るい明日は約束されない

ということで 何にでも挑戦してみよう と

少しづつ 動いて行く

ウォーキングをしたり ソファーカバーを縫ったり

家の悪い箇所を修理したり ブログに挑戦したり 

使った事の無い材料料理も取り組むようになった

そのひとつが この冬瓜

冬瓜は 味が淡白だからどんな味もつけられて

和風 中華 洋風と多種多彩な料理に変身する

優しい味付けで 主役にはなれないが

脇役の一品として 食卓にのぼる

味を堂々と主張しないところが 奥ゆかしく

それでいて 箸休め的に 間を取り持つ

もう これで冬瓜は 我が家の冷蔵庫の一員である

こういう物を知らなかったなんて なんて勿体ない!

何事もチャレンジ精神で 取り組んで行こう

今日の一枚(1ヶ月前に購入してたんだ…長持ちする冬瓜)


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我が家の朝食の一場面

http://www.e-digigra.com/index2.html

2011.12.12

今宵はワインで

相方が陶芸でワイン酒器を作ったので

それを使う機会を与えてあげた

私の作る器やお皿は

普段使いで何ともないが

相方の作るものは繊細さがあり

厚みも薄く 壊れやすく感じる

なかなか出番がないので

買い出しに行った時 白ワインを購入する

『随分安いじゃない? 円高だからかも…』

安くても商品説明やラベルの好みを

しっかり見て 手頃なのを選んだ つ・も・り

ワインに合う料理を

パンと白身魚のフライとサラダ それに刺身

今宵 自作のワイン器で乾杯!!

と 洒落てはみたものの

次の日がいけない

やはりワインに入っていた【亜硫酸塩】が曲者

調子良くおいしく 2杯も飲んでしまい後悔

私には この【亜硫酸塩】が身体にきつい

もう洒落てなんか いられない気分

『今日の一日 元気な私を返してくれ〜』

【亜硫酸塩】の表示 もう見逃さないぞ

今日の一枚(シャレになんない亜硫酸塩で乾杯!)


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http://www.e-digigra.com/EP_Webdata/EP11_12.html

2011.11.28

牡蛎産地直送便

『宮島に 紅葉がりに行こう』

相方の言葉で 『いいよ』

今日は時間をとって 家事も骨休めする

広電の電車にゆられ ゴトゴトと音と共に

変わる景色を見ながら のんびり

昔の頃を思い出す あまり海が見えないなぁ

暖房が少し利いていて 眠くなり 

頭がゆれる 心地よさ… 

と 流れる景色は にぎわう競艇場を通り 

電車は 到着駅宮島口へ 

今が見頃なのだろう とても人が多く

船に乗り込む人がごった返している

二つ乗り場がありJRと松大船 

隣同士で乗り場も降り場も運賃も変わらない

ひとつ違うのはJRの船は 鳥居の近くを通ってくれて

前からの鳥居が見え 良い写真が撮れる事

久しぶりの宮島である

いつも 鹿が迎えてくれる

誰彼もと餌を与えなくなって

毛並みが綺麗になったような気がする

お土産通りは人の波でスムーズに歩けない

紅葉まんじゅう 焼き竹輪 焼き牡蛎

あなご飯 焼き栗 どこからともなく匂いが流れてくる

昼時にかかっているので 人の行列も長い

並ぶのは今度にして 生の牡蛎を購入して帰る

今年の紅葉は遅れて赤くなった分

例年のように綺麗さは ややといったところ

それでも所々 見応えのある風景はあった

今日は紅葉より 牡蛎の収穫だった

『朝水揚げして身を取り出したばかりで新鮮よ』

『地場の牡蛎で直接持って来たから安いよ』

『4日は生で食べられるよ』

スーパーで売られている牡蛎より安く

新鮮さの度合いが見て取れる

たてつづけの売り言葉にのって買って帰る 

電車に乗ってゆられて 産地直送

今夜は美味しい生牡蛎を お家で堪能

味が ち が う!  美味しい!

今日の一枚(紅葉より牡蛎 地元ならではの贅沢)


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http://www.e-digigra.com/title_page/dg1_in.html

2011.10.14

秋深し 芋蒸かし…

秋も段々と深まってきて 

夜には 光輝く綺麗な丸い月が出て

朝には 町をおおう雲海が広がり

昼には 落葉樹が色付き初めてきた 

沈丁花の匂いが どこからともなくしてくる

たまの風に寒さを覚えるが

夏のように照りつけない 日差しも気持ち良い

ああ 秋なんだなぁ と観賞深くなる

しかし秋には 色んな秋があり

今の私は もっぱら食欲の秋

お芋の美味しい季節 というところ

戦争の頃に お芋ばかり食べてた年配の方は

ご馳走ではないだろうけど お芋は美味しい

種類も多くなり ブランドものは値が張る時代

手頃な袋ものをひとつ 購入する

やはり皮の色がいかにも『私は薩摩芋だ〜ぁ』と

主張している 美味しそうなのを選ぶ

1.5cmぐらいの輪切りにしバターをひいて 

フライパンで焦げをつけて焼く 簡単に直ぐ出来る

湯がいたお芋をつぶして蜂蜜を入れ金トン芋に

胡麻をふり大学芋に 極めつけは芋ご飯 

角切りのお芋に 出し昆布とお酒を少し入れご飯を炊く

私の場合 芋ご飯が主役で おかずは二の次の待遇

どれもお腹を満足してくれる 芋料理

あとは お芋のホットケーキでもつくりましょうか

秋を満喫してくれるひとときです

今日の一枚(芋食えば…)


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http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG14.html

2011.10.11

食欲の秋といえば 秋刀魚と新米

安く買った時の秋刀魚が冷凍されていたので

今日の夕食は さんまを焼こう

冷凍庫内から 出して冷蔵庫に移しとく

食欲の秋といっても 若い時ほど食欲は湧かない

美味しいものが 少し口に入れれば満足する 

という歳になった 

お腹いっぱい食べていれば 満足してたのが

そうでなくなったのは 何歳の頃からだったのか

食べ放題 飲み放題など 何の魅力も感じなくなり

元をとらなければなんて 卑しい気持ちで

がっつく様は事は 無くなったように思うが…

でもやっぱり 安い方が嬉しいのであり

その証拠に スーパーで特価や目玉商品時を見計らって

その時食べなくても 冷凍出来るものは購入する

先日 安価な30cmの立派な秋刀魚に出会った

即 購入して新鮮なうちに冷凍庫へ直行

そして 一匹ずつ今日の夕食の献立になる

相方が急に『土鍋でご飯が食べてみたい』という

あまり食べる事に希望をいう人でなく

いつもは 献立に困って

『今日はなにか食べたい?』 『別に何でもええ』

という素っ気ない返事ばかりだから 以外だった

本人は 自分で昼に直ぐ炊きたがったが

今じぶん 昼食したばかりなので 『今食べてみたい』

という気持ちを夕方まで延ばしてもらう

『昼食前に思いついてくれたらいいのになぁ』

相方は 夕方には気持ちが覚めてしまったのか

炊く行動に移らないので 私が炊く事に…

こういうご希望の言葉があると 何とかしなければ

しかし ご飯を炊く為に土鍋なんて使ったことがなく

失敗しないのかどうか 土鍋に少しひびが入っているし

割れてしまわないか いらぬ考えで

プレッシャーが起きる

『はじめ ちょろちょろ なかパッパ 

  じゅうじゅう吹いたら 火をひいて

   赤子泣いても ふたとるな

 最後にワラを一握り 

    パッと燃え立ちゃ 出来上がり』

という言葉に沿って 炊いてみた 

ふたは何度も少し開けて見た そうしないと心配で心配で 

昔の言葉は 生きていると実感したほどの上出来!

今日の夕食は 焼きたての秋刀魚に

大根おろしと カボスを添えて

あつあつで つやつやの 土鍋ご飯 

美味しいものを食すると 大げさかもしれないが

単純に 至福を感じてしまう

主役は甲乙つけがたい この2品に決定!


今日の一枚(昔からの定番だけど)


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http://www.e-digigra.com/title_page/NEOKIRIE_index.html