スポーツマンシップな緒方監督
ヤクルトとの試合の中でバレンティンが空振りしたバットが
石原捕手の後頭部に当り担架で運ばれていった 心配・・
替わりに会澤捕手がジョンソンとバッテリーを組むことになる
ジョンソン投手は石原捕手とセットで投げて全面的に
信頼を寄せているいるから この試合どうなるんだ? と
この時点でフアンの間ではバレンティンに対して
怒りのような気持ちを持った人も多かっただろう
少し前にも中日の捕手に同じようにバットで
後頭部に当て担架で運ばれたばかりだ
2度目の今回はカープの石原捕手に当てられ
皆ヒヤッとして気分で怪我ばかり気になり
試合の流れを気にするどころでなかった
振られたバットから逃げることは出来ない
最近までこういう怪我は無かったことが
どうして起きたのかと考えて『ああだ こうだ』と
バレンティンのバッティングが良くないと悪者にし
家での井戸端会議の結果になっていた
『後で謝りに行くかね』
『バレンティンは行く気ないじゃろう』
なんて勝手に話を決めていた
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しかしあとでニュースを見ると
緒方監督は
『向こうは悪くない 必死のプレー中に起きたアクシデント』
『ミーティングでも注意しようと言ってあった』と
他の選手に比べると明らかにバレンティンは空振りすると
片手で大振りになり捕手が頭ひとつ後ろに居なければ
しっかり後頭部に当たるようなポーズだ
前回の件から前もってミーティングで話したのなら
やはり石原捕手は注意が足りなかったのか
1イニングから点を盗られまいとして必死だったのだろう
それぞれのピッチャーの個性があるから
全部記憶してピッチャーに気持ちよく投げさせるのは
陰の仕事で女房役とよく言ったもんだ
休んでる間 会澤捕手と磯村捕手が真価を問われる
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文句を言って人を責めるのは簡単だ
怒りを表すのはすぐできる
でも贔屓目に見るのでなく 冷静な判断で
皆を諭し指示していかなければトップになれない
高校野球だけでなくプロ野球もスポーツマンシップにのっとり
清々堂々と闘ってこそ 勝ちが付いても 記憶に残らない
緒方監督の言葉で 少し気持ちが収まった
それにしても会澤捕手の見事な引きっぷり
盗塁だけは許さないでね!
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