2020年へのデザインあれこれ その3
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東京オリンピックも5年をきり じわじわと迫って来た
Gデザイナーにとって一番関心のあるオリンピックのエンブレムが決定
デザイナーにとってデザインコンペに応募することは
自分の持てる力を充分に発揮できる最大の見せ場となり
自分の作品が決まれば これほど名誉な事は無い
公共のものとなればスケールの大きさで世界の人の目に留まる
簡単にGデザイナーと言えど
今のパソコンで何でもデザインしてしまうデザイナーと違い
アイデアを基礎から作り出し表現することは難しい
その人の今まで培って来た勉強と日々の時間を惜しまない努力と
アナログ時代のデザインの積み重ねが前提でロゴが生まれている
デザインをやり始める時に基本のグラフィックを勉強するが
その中に書体もあり英字・邦字の作りを習得することとなる
その軌道の先に今回のデザインが表現されているように思う
Gデザイナーならある程度こういう表現は理解できるし
素晴らしい出来で賞賛に値する
日本イメージの和のシンボリックさで
最大限シンプルにまとめられ無駄の無い簡潔なロゴである
盗作疑惑を掛けられるなんて たまったもんではない
時代の中で同じようなインスピレーションを浮かべる事は
デザイナーならよくある事であり 早いか遅いかの違いだけである
私のようなものでも有名媒体がデザイン発表する時に
『この間デザインしたパーツに似ているなぁ』と
思うことはあるがローカルゆえにあまり評価はされない
デザイナーにとって日常茶飯事的にアイデアはカブルものである
毎日 毎日の生活で休む事無く創造力を求めて
インプット アウトプットを繰返しているのだ
基本的にデザイナーは人とは異なるもの 人より優れたものを
作りたがり今までに無い表現をして人を驚かせたい生き物である
プライドが人一倍あるので明らかに見た目の分かる盗作を
するよしもない 似てるからと騒ぎ立てる方ことはない
似ていると言っているデザインだって昔のデザイン本に
出ていたロゴとなんら変わらない
最早 アナログ時代にロゴの素は完結しているのではと思う
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今回はオリンピック用のデザインが発表される度に
ニュースの外野で 『ああだ こうだ』と難癖が付けられる
私自身もデザインに関して『ああだ こうだ』と思ってきた
今までの大会もこういう意見は起きていたのだろうか
メディアの露出が多くなり多方面からの雑言が入って来るから
異論な意見に振り回され発表されたデザインにケチがつく
以前なら発表されると『素晴らしいデザインだ!』
そのデザイナーに尊敬の念を抱き作品デザインは
大会やイベントを成功に導き未来に向かい
象徴の証しとして人々の心に遺産として刻まれる
今回のロゴデザインを手放しで認めないまでも
異論はイベントの熱が冷めたあとで唱えて欲しい
オリンピック自体の開催が決まってもう後に戻れないのに
多方面からの凄まじい攻撃は 顔無し異星人の怖さを感じる
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『そこの外野!五月蝿いぞ!』
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