なぜ素材を無料で提供出来るのか 一考
無料の素材集がとてもウェブサイトに多い
素材と検索すると まず無料・フリーが上にくる
イラストやデザイン素材集には
無料と謳い ホームページに訪問させ
ダウンロードさせるサイトが沢山ある
無料・フリーとは 何にでも使えるのかと言えば
商用には ご遠慮下さい とか
フリーマーケットや 個人でも商売はダメ とか
WEB上にしか 使えないファイルの素材もある
しかし 商用にも使えたり 使い方に拘らないのもある
ただ そのまま製品をコピーして他に提供するのは
著作権の侵害にあたるから もっともいけないが…
なぜ 無料で提供出来るのか 一考してみた
*
無料という言葉に 人々は弱い
ただでもらえる ときたら行列ができる
その数は 半端ではない
その証拠に イベントの牡蛎祭りなどの試食に
うねって 畝って 行列が連なる
あちらのブースにも こちらのブースにも
順番を待ってでも並んで その無料をいただく
そして 無料で頂くものは美味しい
なぜか 味わって頂いてしまう ペロリとは食べない
長い時間 並んで待ったんだもん
待つ間 頭でどんなに美味しいか 考えたんだもん
熱々をいただくと 美味しかったか 否か
人それぞれの好みで その評価がわかれる
大体のこの牡蛎の催しは 当たったいるから
毎年 毎年行なわれる
*
その無料のものに 提供する側は
どれだけの対価を払い 行なっているのか
無料となるものは その代わりの宣伝効果と
販促につながり 売上げに影響しているか
話を素材集に戻すと
デモ版のダウンロードなら然り お試しであり
良ければ 購入に至るであろうが
無料で提供できるサイトは
使ってみて良かったから 購入すると言うのではない
いつまで経っても 無料素材は無料である
無料サイトを解放させて
他にメリットがあるからで(当然の事)
メリットがなければ こんなにも増える事は無い
この無料サイトにリンクさせて
ほかの方面への 拡散をねらっているか
広告が貼付けられているか
苦労して制作したものを ただの自己満足で
無料解放してる訳ではないと 思う
でも誉めてもらいたいが為に いるかも…
定かではない
*
一考といいながら 結局は
アマチュアの無料の素材屋が現れて
段々と カメラマンにしても デザイナーも
価格破壊が起き この業界は淘汰される
時代に適した 良いものが残り
無駄なところは 省かれる…
*
*
今日の一枚(安かろう 安かろうの 銭失い)