フライングロープ
オリンピックも半ばに入り
競泳も後わずか なかなか金がとれないが
選手は精一杯 水のなかで格闘していて
もうメダルなんて関係ないと
感動させられる でも やはり
メダルは欲しい 銅より銀より光るものが …
・ ・ スタート時 あまりフライングを見なくなった
スムーズに試合が行なわれるよう集中力をつけて
一度の勝負に掛けているのが分かる 緊張の一瞬だ
・
思い出す随分昔の話
県の小学代表の水泳に 我が子が出場した
アジア競技大会があったビッグウェーブプールを使っての大会
大体の小学校は25メートルのプールが普通だから
50メートルのプールは大きく
電光版も使われ 名前もタイムも
本格的に表示される
いよいよ 出番になり スタート台の上に…
見ている親の方がドキドキ 心臓が高鳴る
スタートの合図さながら いっせいにプールの中へ
一人フライングがあり 皆プールから上がる
その中を一人 ズンズン進む子がいる
笛の合図も ワイワイ がやがやの声も 何も聞こえない様子で
どんどん泳ぐ 皆 プールを直視するしかない
どうするのかと思いきや スタートから15メートルぐらいの所に
左右にポールがあり白い紐がプールを横切っている その紐が
水面に降ろされた 紐に引っかかり止まった子は
なんと わが子ではないか 気が付いて
またスタート台まで泳いで戻った
審判員がレースは後にするか聞いているが
小学生だから機転の利く余裕はない
そのまま そのレースを続行した
そして また力泳をして泳ぎきった
何番かは問わはない泳ぎっぷりだった
あの紐がフライングロープというのを後で知る
使われることはあまりなく 知る人は少ないだろうなぁ ・ ・
今日の一枚(ちなみに 私は金魚およぎ専門)
赤いベベ来て アブクをひとつ ♬
上記のようなファンシー切り紙イラスト有り〼
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