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2011.12.09

色をつくる話

昔は デザインカンプをする時に

主にポスターカラーで塗っていた

ターナーとホルベインの2種類あり

作業に適しているのは 主にターナーの容器が主流

大体使用する色は 特色で4色くらい

多色必要の時もあるが 特色だから色数分ほどコストが掛かる

2タイプの色見本帳があり TOYOとDIC どちらも使っていた

見本帳から選んだ色チップを手本に

ポスターカラーで色を調合する

まず基本となる色のポスターカラーを

パレットナイフで絵皿に少し取り出し

それから徐々に何色を混ぜれば良いのか見極め

少しづつ色を取り出しては 練り合わせ調合する

これが デザインを初めた頃は

いつも大量に作ってしまい失敗する

色を調合すると一言でいうが

混ぜて作って近い感じと思っても

まずは 乾かさなくてはいけない

乾かして色見本と比べないと意味が無い

乾かし筆で塗ったケント紙の上に色チップを置いて見る

ちがう 違う 微妙にちがう

あと少し何色のポスターカラーを入れればいいのか

これかな と思って足してると どんどん量が増えて

こんなに どこに塗るの? という感じになる

ポスターカラーを使う作業がなくなる頃には

どんな色も 使用する量くらいの調合で

ピタリと作ることが出来てたのに…

今は必要ない 私の取り柄の技ひとつ

今日の一枚(きれいな青色調合は難しい)


H231206


http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG06.html