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2011.12.10

お豆腐の包装のデザイン

お豆腐を入れる容器のフタのデザインを

受けたことがある

木綿とか絹とか表示してる部分のフタのこと

お豆腐のデザインといっても

一般の人から見ると

そんなに大したことではないが

それでもデザインされたものは

長いこと使われていたから 消費者に飽きられることなく

また 売上が落ちること無かったから 

使われてたのだと思う

デザインが変わることで

中身が同じでも 容器が同じでも

売上は極端に変わり 反応は違うものだ

次のデザインに変わるまで

多くの消費者の手に渡っている

スーパーなどで自分達のしたデザインが

目に入ると その豆腐しか買わない

他所のよりも良いデザインをしてるという

自負があり そのお豆腐にまで愛着がわき

ひいき目で よく食卓に上がる

そして 不思議と美味しく感じる

そんな小さな食品のパッケージの

デザインもバカに出来ない

ふりかけも 佃煮も 納豆も うどんもそばの袋も

購入した後 パッケージはポイ捨てされるのだが

手に取ってもらうまでが 私たちの仕事

消費者がパッケージを選んで 

味を長いこと好んでもらえれば

自然とその商品はロングセラーの道へ

デザインが商品をアピールし 商品の味が後押しし 

業者はいつも中身には 心底工夫し努力をしているが

最近の消費者は 新しもの好きで…

今日の一枚(寒い冬は 湯豆腐で暖まろ)
  
  ポン酢とごま油と一味唐辛子で

H231210


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