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2011.12.07

デザインの受注から納品まで-5

●クライアントの文字校正

●版下修正

●クライアントの再校正

●入稿の色指定
※カラー製版をするための色の指示。
LAST-SALEという文字を濃いオレンジにする場合は、
Y100%(イエロー)+M80%(マゼンダ)
レモンはY100%、ビワはY100%+M50%
オレンジはY100%+M70%という様に
色見本帳を参考に色の濃度を%指定します。
▼これがカラーチャート
私がデジタル用に作成したものです。
レモンの100%はY列左の一番上

Colorchart

http://www.e-digigra.com/catalog_page/cata_DG11.html#


日の丸の赤を印刷する時は
M100%最下行(マゼンダ)刷った上に
Y(イエロー)列一番左を刷ります。
※印刷は一般的には
ブラック→シアン→マゼンタ→イエローの順番で印刷します。
※印刷は三原色+黒
(私達は通称、三原色+黒をキイ、アカ、アイ、スミといいます)
※印刷は減色混合と言って、マゼンダインクから
ドット集合で薄くしてゆく方式です。
このカラーの重ね合わせでフルカラーを
表現しています。

●版下の納品
(ここで預かった資料原稿と版下をクライアントに届けて
制作受注分の仕事は終了)

●製版

●印刷色校正(事務所に色校が届くのでチェック)

●印刷会社へ戻し→再色校正→最終チェックここでやっと
受注責任分の完全終了。
という次第です。

徐々にデザイン講座みたいになってきました。
昔、デザイン専門学校の講師を経験しました。

★Vol.3だったか
横断歩道の看板の子供のまつげの話、
これがそのPhです。
きっちり目メイクしています。

Kanban