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2011.10.07

セピア色の食卓に彩りを

最近 食卓のにぎわいが大人しくなっている

良く言えば 地味な落ち着く色合い

悪く言えば もうひとつ派手さが足りない 

料理を作るとき 一応栄養のバランスを考え

一回の食事に13~15種類のものを摂るようにしている

と言うと聞こえがいいが 

ネギも少量のしらす干も 数に入れた上での話

口にするのが どんどんと和食に寄ってきている

洋食や中華なども料理するが 何となく

なんちゃって和食っぽいものになる

スパゲティも 青菜を加え醤油を少し垂らして

大根おろしをのせて おとなしい感じになる

その方が美味しく好きなのだ

中華も肉より野菜が主役で 玉子も醤油に漬け込んで

地味目な料理になってしまう 中華のギラギラとした派手さはない

基本的に野菜と魚がメインで揚げ物が少ない

塩を少なめにするか 入れない料理にすると

醤油と香辛料を使い うす茶色い料理に変身してしまう

醤油を使うといっても 素材の味を生かすので

薄味にはなっているのだが 気が付くと今日も茶色っぽい

五目ご飯に お味噌汁 納豆 焼き魚 茄子の煮浸し 玉ねぎスライスサラダ

ほーら やっぱりセピヤだわ 

だから 少しでも色合いをもたらすために 

トマトやブロッコリーなど緑葉色をちょっぴり添えることになる

そうすると 13〜15種類の素材を食するのだ  

そしてお口直しに ヨーグルトをかけたフルーツを少し…食べ過ぎ…? 

若い頃から比べると 

なんと食生活が変わってきたのだろうか

健康の為に そうしようと決めたわけではないのに 

自然と和食の方に 日本食の方にと…

味噌 醤油 酢 わさび 海苔 納豆 豆腐 乾物もの

外国でも 日本料理が注目をあびて久しいが

本当に身体に良いものは 色は控えめなのでは…

『食卓に色がない』と言われそうだが これでいい

あとは 家族のにぎわいがあれば…

今日の一枚(円卓を囲んで)


H231007

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