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2011.08.16

宮島のポスター

毎年 広島では幾つかの花火大会がある

広島湾の花火大会を 筆頭に夏が始まり

尾道 呉 三次 三原 庄原 福山と

そして世界遺産の宮島の鳥居前での花火

この海上からの花火が 打ち上げると 

今年の夏も 終盤に入りお盆を迎え

子供たちの夏休みも 慌ただしくなる

仕事で宮島のポスターの仕事を

何年も受けていた 

といっても 競合であるので 

採用される時も されない時もあり

採用されないと 価格はとれない

原寸大で描くこのポスターを

まずアイデアから充分練って

1〜2点出していた

・ 

観光ポスターのデザインは 

イベントや展示会で出すのと変わらず

同じ要領と エネルギーがいる

パネル張りするから 労力がいる

手書きでポスターカラーで仕上げる

写真を使うとなると 外注して引き延ばして

パネルに貼るが これはコストがグーンと上がる

コストを上げてでも 決めるか イラストでいくか

去年とは 異なる方法で表現しよう

アイデアが決まると 作業は早い 気持ちを入れ込む

後は 採用か否か 結果待ち

採用されないと 

クライアントの好みもあるし…と

慰めの言葉

採用されると 自信につながり

次々と決まって行く

初詣 清盛祭 かき祭 管弦祭 宮島水中花火

全てポスターになった

地元で育ち 地元の仕事が出来て 

とても嬉しい記憶のひとつである

世界遺産になって 世界各地から人が旅する

夏もよし 秋もよし 冬もよし 春もよい

そんな宮島に 簡単に花火を見に行けるのは

幸せだと思う

今日の一枚


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