宮島のポスター
毎年 広島では幾つかの花火大会がある
広島湾の花火大会を 筆頭に夏が始まり
尾道 呉 三次 三原 庄原 福山と
そして世界遺産の宮島の鳥居前での花火
この海上からの花火が 打ち上げると
今年の夏も 終盤に入りお盆を迎え
子供たちの夏休みも 慌ただしくなる
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仕事で宮島のポスターの仕事を
何年も受けていた
といっても 競合であるので
採用される時も されない時もあり
採用されないと 価格はとれない
原寸大で描くこのポスターを
まずアイデアから充分練って
1〜2点出していた
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観光ポスターのデザインは
イベントや展示会で出すのと変わらず
同じ要領と エネルギーがいる
パネル張りするから 労力がいる
手書きでポスターカラーで仕上げる
写真を使うとなると 外注して引き延ばして
パネルに貼るが これはコストがグーンと上がる
コストを上げてでも 決めるか イラストでいくか
去年とは 異なる方法で表現しよう
アイデアが決まると 作業は早い 気持ちを入れ込む
後は 採用か否か 結果待ち
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採用されないと
クライアントの好みもあるし…と
慰めの言葉
採用されると 自信につながり
次々と決まって行く
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初詣 清盛祭 かき祭 管弦祭 宮島水中花火
全てポスターになった
地元で育ち 地元の仕事が出来て
とても嬉しい記憶のひとつである
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世界遺産になって 世界各地から人が旅する
夏もよし 秋もよし 冬もよし 春もよい
そんな宮島に 簡単に花火を見に行けるのは
幸せだと思う
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今日の一枚