ローカル路線バス乗り継ぎの旅
蛭子能収さんと太川陽介さんが女性ゲストを迎えて
路線バスを乗り継いて目的地まで旅をするテレビ番組がある
これが本当に面白い 今時のバラエティ番組の仕込みとか
やらせやのような嫌らしさがなく乗り継ぎバスも
ぶつっけ本番で時間を確かめながら乗り進んで行く
バス時間との戦いで3泊4日の旅時間内に終わるとは限らない
他局の番組は どんな強硬な行程でも時間内に目的に達して
最後はドラマチックに視聴者を安心させる番組が多い
その中で この番組は結局 諦めて失敗してしまうこともある
旅する方面も県をまたいで太平洋側から日本海側へ
南方面から北方面に向かったり 東方面から西方面に
日本全国津々浦々で名も知れない端まで路線バスで旅する
観光名所や名物を味わえるのもバスの待ち時間の許すところは可能で
宿泊する場所もバスのその日に営業終わりの所に泊まることになる
行程も下調べをしないで 便利な携帯電話など通信に頼ることなく
その日に出会った人に聞くだけという本当に余裕のない番組である
旅する蛭子さんと太川さんの素の会話や態度に臨場感があり
一緒に旅している気分になる と言ってもバスに乗ってばかりだし
バスのない所は歩いてばかりのシンプルな旅だけど
作られてない人間性の出るような振る舞いに好感がある
蛭子さんがお年を召されているので番組も終了するらしいが
You Tubeでシリーズが見れるのでそれを見ている
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この中で気がついたのだが 便利な世の中になった反面
過疎化する町はバスの通るのが1日に1本の所や4~5本などと少なく
1時間以上待たないとこない所もある そのうち廃止になった路線も多く
バス停の看板があっても数年前にバスはもう通らなくなったと地元人の声もあった
そういうのを見ると 完全に日本の風景も変わってきている
田舎と呼べる所は確実に少なくなっていくのだろう
足のない生活は移動手段が出来なくなりお年寄りの免許を取り上げるのは
不便な生活を強いることとなる
のんびり走る路線バスのある生活は本当に田舎の味方だったのだ
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昔むかし前の話 若い頃の旅は目的も大雑把に京都方面とか
高知を旅しようとか言って細かい行程は決めてなかった
駅案内所で地図をもらい宿泊も案内所で紹介してもらっていた
いつも何が起こるか分からない旅でそれはそれで楽しかった
ある時 相方と宮崎の旅に行ったことがある
子供の頃から 歴史好きの私は古墳に興味があり
西都原古墳群に行ってみたいと思っていた
広島から船とJR列車を乗り継いで駅についた
そこからが奥に向かってバスに乗ることとなるが随分時間を待って
バスが来たが帰りはバスの時間がなくとぼとぼと長い道のりを
駅まで歩いて酷い靴擦れが出来た(相方の足に・・)
そのあとも路線バスで海側を下っていき暗くなってきたので
油津で降りて民宿に急遽泊まった記憶がある
あの頃は不便な所は まだ交通が発達していないのだろうと
歩くことに何の疑問も持たなかった
その通りに今は道も交通も開けた町になっていると思うが
また そのうち変わっていくのかもしれない・・・
今日の一枚
『 足の向くまま気の向くまま 』
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