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2016年10月4日

2016.10.04

無情な戦力外通告

カープがセリーグ優勝し  嬉しいはずの選手も

裏側では心おだやかでない出来事が・・

自ら引退を宣言したのなら兎も角

10月早々  戦力外に通告される選手たちの事を思うと

言葉を掛けることを憚られる

『頭の中が真っ白!』と中東選手が言っていたが

まさに何も考えられないだろう

本人だけでなくカープフアン皆誰もが

これからCSに臨むと 意気込んで調整している最中

『まさか!』と信じられない気持ちだと思う

満杯の水がサァーと引くような

ここにきて 何とも後味の悪いと言うか

通告されたことは受け入れるしかないので

泣く泣く先の事をじっくり考えることでしょうが

スポーツの世界は非常な組織だなぁ 

この前までカープのムードメーカーで

スタジアムの中で楽しませてくれた選手でも

このチームに必要無いとなれば 簡単に

戦力外(くび!)通告される

それだけスポーツで活躍するには

並大抵な努力が無いとすぐに終わってしまうのか

運を味方につけ 贔屓も味方につけ

容姿も味方につけ  居残る根性が必要なのだ

小学の子供が『将来の夢はプロ野球選手』と

よく掲げるが 将来食っていけるのはひとにぎり

幼い頃から遊びも我慢して  ずーと野球の練習一筋で頑張り

辛いシゴキも耐えてもボールを追掛けて

バットを何十回  何百回  何万回振り回しても

努力は嘘をつかないことはなく『嘘をつく』

努力しても怪我をしてしまえば 選手生命は短くなり

手術したり  リハビリしたり 2軍で滞ったり

試合に出ている選手たちでも いつかは引退か

戦力外通告される可能性はないとも言えない

野球をやめた後の人生がまだ長く続くのに

心残りというより汚点のような気がする

次の人生を清々と過ごす為には

お上から手渡される引導の戦力外より

自らの引退を宣言したほうが良いかもしれない

その後も野球関係の仕事でもあれば良いのだが・・

そう考えると野球に関わる仕事に呼んでもらい

仕事に付けるひとにぎりの選手は幸せだと思う

一般の会社で戦力外通告されるというのは

H281004

会社にとって利益を生まない給料だけもらう人

仕事の足をひっぱり迷惑をかけて首される事だ

先の就職は自分で探すしかないが履歴書がモノをいう

給料なんて袋が立つ事は無いうすっぺらで

到底  野球選手に及ばない薄給にすぎない

やはり スポーツ界は特殊なのかも知れない

石原捕手の頭にバットを当てた噂のバレンティン選手も

戦力外になるかも知れない

今後どこかで活躍してくれれば良いのだけど・・

 

 サラリーマンのイラスト▶  EP4 / 働く人たち集まれ!

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