免許更新のいつもの後悔
期限が誕生日の1か月前から1か月後までという
免許更新を知らされるハガキが届いて
案内葉書をパソコン机の目の前に置いておいた
毎日の仕事の時に 否が応でも目に入る
朝 「もう更新の時期になるのか」
昼 「いつ行こうかな 時間は掛かるかしら」
夕 「視力は大丈夫だろうか」
などと飽きもせず毎日眺めていた
毎日眺めていると強迫観念に襲われてくる
このまま うだうだとしている間に
期限が過ぎてしまうのではないか
気にすればするほど
「行かなければ 行かなければ・・」と
頭の中をぐるぐる廻ってスパイラルだ
簡単な解決策は 行けば良いだけの話
何故こんな気持ちになるのか…
早い話 今はペーパードライバー並に運転してない
助手席でカーナビとアナウンスはしているが
運転は任せきりになっている
行き先を言えば何処へでも辿り着く
免許書が無ければなくても一向に構わないのだけど
身分を証明する場合にはあったほうが便利が良い
ということで 意を決して行くことにする
*
免許センターに行く前に5年もつきあう写真の事を考えて
いつもより身なりを整えて綺麗にして行く
とはいえ別段代わり映えもしない姿だが…
朝一番の受付にと思い早めにセンター行ったのに
もう大勢の人でごった返していた
今日だけでこんなに免許更新者がいるとは
自動車も増えて交通事故が増えてもおかしくない
と危ないことを考えていたらベルトコンベアーのごとく
人波は移動していく 前に前にと
人固まりになるとモニター説明とアナウンス
順番に書類の書き込みと手数料の支払いをして
まず視力検査 Cの字の四者選択だ どうにかなるだろう
一生懸命見て 正解を答えようとする端から
「はい 良いですよ 次の方!」と簡単に切られた
肝心の写真撮影 髪はみだれてないかしら…
「カバンは手に持ってください」と言われ
あわててスカーフがカバンの紐ともつれてしまう アワワ
気取ってつけたスカーフが元に戻らないまま
「はい アゴをひいて 良いですよ 次の方!」
あっけなく終わってしまった 次期5年間の身分写真が…あぁ
最後に交通講義 お年を召した先生は話を30分間暗記している
堂々とよどみなく 流れるごとく 抑揚もなく同じ調子で
面白くもなく オチも無く 聞き入るほどでも無く
なぜか自転車ルールが主な話は終わってしまいましたとさ…
いつも こんなもんだな 何回更新しても
早々に免許書をカバンにしまった
*
今日の一枚
「自転車のある風景は良いけど…」
★上のようなイラスト満載のカタログ出来ました
新しい素材タイトルも収録された保存版です
ご興味のある方は送付いたしますのでご請求ください
*
他の素材はデザイナー御用達素材で
☆ ★ 素材のデジグラ工房 ★ ☆
*
新しく開設したデザインのホームページ
☆ ★ 【MC DESIGN LTD】 ★ ☆
*
*
*